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さて、昨日「方位学について」を書きましたが、今日はその続きを書いてみたいと思います。
『八卦(はっけ)』については、昨日ご紹介しましたが、それぞれどんな意味があるかお教えしますね ![]() 【北(坎)方位】 北は真夜中・真冬・最晩年期を示し、終始、静寂・停滞・休養・衰退を意味する運気です。 しかし、やがて来る春に備えて、地中の種が発芽しかける時期でもあり、この方位は将来大きく発展する可能性を秘めています。 八卦の坎は「土が欠ける」と書き、地面がくぼんだ状態を表しています。そのくぼみに人が倒れると『凶』の字になる様に、この方位は「低迷苦難運」を示します。その反面、逆境に立たされても乗り越えられるだけの力を併せ持っています。 この方位に自分の生年星が入った年は、運勢が低迷するので、新しい事を始めるのは避け、現状維持に撤したほうが賢明とされています。 【東北(艮)方位】 東北は季節で言えば初春。厳寒の冬が去り、全ての生物が眠りから覚めて行動を開始する頃です。1日で言えば、まさに日の出刻。何もかも明るい方向へ動き出す生誕の時です。 この方位は昔から「鬼門」と言って、家相でも大凶とされて来ました。しかし、東北は太陽が生まれる場所でもあり、本来は「気門」が正しい様です。 神聖な方位を汚す事を戒める為に「鬼門」と言い換えられたもので、運気としてはめざましい上昇運を示しています。 八卦の艮は高くそびえる山の事で、ここを境目として物事が良い方向へ転換していく事を示しています。 この方位に自分の生年星が入った年は、運勢が急上昇し、事業運・財運に恵まれて、新しい人生の始まりを実感する様な時ですね。 【東(震)方位】 東は朝日が昇る方位。季節で言えば、万物がめざましく成長していく春。人生では元気いっぱいの幼年期を表しています。 八卦の震は、動を意味し、陽気・活気に満ち溢れ、全ての物が輝いている状態です。 この方位に自分の生年星が入った年は、運勢が急速に発展し、公私共に嬉しい事が続くとされています。 【東南(巽)方位】 季節で言えば爽やかな初夏。人生では幼年期から青年期へと成長する時で、最もエネルギーに満ちています。 八卦の巽は風の事で、風はどこからでも入ってくる事から、良い話や大きな財が入って来ると言う意味があり、最も良い方位とされています。 この方位に自分の生年星が入った年は、財運・仕事運・健康運いずれも順調で、特徴としては良い話が舞い込んでくると言う、予想外の幸運を得られる運気とされています。 【南(離)方位】 南の方位は1日で言えば太陽が中天に昇り切った真昼。季節では植物が繁茂する真夏。あらゆる物がピークに達する時で、人生で言えば体力・知力共に備わった青年期にあたります。 八卦の離は、次から次へと燃え広がる火を意味し、華やかさと自由闊達な行動力を示しています。 この方位に自分の生年星が入った年は、運勢に活気が生じ、低迷していた事態も好転します。 家庭内でも喜び事があり、全体的に明るさが増してくるとされています。 【南西(坤)方位】 この方位は1日で言えば太陽が西に傾きかけた頃。季節では涼風の立つ初秋。成長力が弱まり衰退へと向かう運気ですが、穀物の結実期であり、人生なら財産や地位を築く壮年期へさしかかる頃で、達成の一歩手前の状態を示しています。 八卦の坤は、母なる大地の事で、穀物を生み育て、種を守って再び芽吹かせる事から、この方位は無から有を生じる強大な力を示しています。 この方位に自分の生年星が入った年は、ゆっくりですが確実に希望が達成されていきます。 先憂後楽運とは、前の年が運勢不調で困難山積であったのが、この年から好転して、以後3年間は更に上昇する事を言い表しています。 【西(兌)方位】 西は季節で言えば五穀豊穣の秋。人生では財と名誉を手にした壮年期で、相対的に吉意の強い方位です。特に財運が強く、事業で大成功をおさめて一財産を築く事が出来る運気です。 八卦の兌は、若い女性と金の意味があり、華やかさを表すと共に財運安泰を示しています。 この方位に自分の生年星が入った年は、仕事が順調に展開し、家庭内でも嬉しい出来事があり、経済的にも精神的にもゆとりが生まれるとされています。 【西北(乾)方位】 西北は季節で言えば晩秋。1日ではすっかり闇に包まれた頃。人生ではそろそろ現役引退を考える初老期です。勢いはありませんが、老後に備えて財を蓄える時期で、経済的にも恵まれます。 八卦の乾は父を意味し、財運の強さを示しています。また乾の方位は、冬に備えて食料を貯蔵する倉の位置である事から、将来の為の基礎を築く時期を意味しています。 この方位に自分の生年星が入った年は、予想以上に昇給したり、臨時収入があったり、金銭面での喜びが多くなります。 【中央位】 九星盤の中央の位置は、春夏秋冬の季節の変わり目にあたる「土用」の事で、時刻で言えば正午、人生で言えば中年期。全てに於いて中心を意味し、ここには方位も八卦もありません。 中央位はまわりを取り囲まれている「八方ふさがり」の状態となり、運気としては低迷運です。 この方位に自分の生年星が入った年は、身動きが取れず、実力を発揮する事が出来ないとされています。 どうでしょう、方位学の考え方を少しは理解していただけましたか? ![]() 方位の吉凶を見る時には「九星盤」を用いますが、「九星盤」は毎年2月4日から新しい盤に変わります。したがって、土地や家を購入する時は、それを実施する年の九星盤を用いなければいけません。 誰しも「凶」と言う言葉は忌み嫌いますよね ![]() 昔から「大凶方位」とされてきている5つの方位があります。 それも知識として覚えておくと為になりますよ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月03日 18時22分46秒
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