テーマ:水中写真(510)
カテゴリ:宮古島
水中写真の被写体で、水中洞窟はメジャーな対象の一つです。
石灰質で作られたサンゴ礁のリーフは、 波や海水の浸食を受けやすく、多くの水中洞窟を形成します。 海底にできた洞窟内の大きな空間の中層を ダイバーが浮かんでいる画などは 陸上では絶対に撮影できないシーンですし、 竪穴から差し込む光のスポットライトも、 ぜひ印象的に捉えたいと思うのが自然な感覚だと思います。 私もチャンスがある限り、チャレンジするのですが、 なかなか思い通りのショットが実現できません。 竪穴から差し込む光芒は、 太陽が燦々と輝いている事が絶対条件ですし、 透明度が高く、浮遊物のないクリアーな海水である事も 必要な条件のようです。 こちらの写真は、 先日のブログにも載せた宮古島のポイント 「なるほど・ザ・ケーブ」の別の所を撮影したものですが、 太陽光が強く差し込むケーブでも、 浮遊物が多く、ハレーション気味になって光芒がにじんでしまった 失敗例です。 0320_DSF0045 posted by (C)anthias 対して、 こちらは強い光と高い透明度が両立した条件で撮影したもの。 トンガのスワローズケーブでの写真ですが、 光芒が奇麗な線のカーテンとなって差し込む様子が判ります。 08241_DSF0029 posted by (C)anthias お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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