テーマ:水中写真(510)
カテゴリ:バリ
今回のバリでは今まで見たくても、
ずっと出会うことのなかった稀種といえる甲殻類を 非常に多く撮影できたのですが、今日の写真のエビもそのひとつ。 学名アロポントニアイアイーニ Allopontonia iaini 先日ご紹介したコールマンシュリンプと同じくイイジマフクロウニを住処とするエビです。 標準和名はありませんが、 国内でも冬場の伊豆での観察記録があるようです。 伊豆のものは挟み足と背面が白色なのに対し、今回バリで撮影したものは黄色でした。 おそらく地域変異の範疇だと思います。 バリではコールマンほどではないですが、比較的多くの個体が観察できました。 コールマンはフクロウニの棘を刈り取り、住処を確保しているのに対し、 イアイーニは、コールマンと違って非常に落ち着きなく動き回るので たいていペアでいたのですが、単体の撮影だけでも大変でした。 写真はメスで腹部の緑色のものは卵です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[バリ] カテゴリの最新記事
|
|