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道を求める、極めるである、自身がやるべき道とは何か、それが求道であり、この場では行政の道だ。 国民を代表して代議士になればするべきことは行政者の道と心、いわゆる国民、住民サービスに当たる。 行政官、昔でいえば代官のような仕事である、地域と住民生活での事務的なサービス、地域の進む方向を決めたり揉め事をまとめたりである。 人が集団で生活するにはこうした取りまとめ役が必要であり、代表者を話し合いなどで決めて治めてきたものだ。 それが人口が増加し村から町へ、県へ、さらに国へと進んで行ったもの、それが国会という大きな組織になった。 国会議員は地方代表で組織的に多数の代表だから責任は大きくなるし、権力も備わって行く、そこで錯覚を生む。 県内から選ばれた代議員が国会議員であり、獲得票数は相当数になることが多い、だから錯覚を起こす。 慣れてしまうといつしか国民の代表ということを忘れ、党という利益集団に飲み込まれるなか党都合の利益を考えるようになって行くのである。 どこの代表かをすっかり忘れ、党の代表として働くのだ、そして選挙の時だけ地元があそこだったと思う出すという茶番劇。 特に総裁、総理に上り詰めるとこの傾向が一層強くなるようだ、おれが国を動かしているという誘惑に飲み込まれて。 結果は、考えて異なような政策を出したり、支持率に一喜一憂したりと、とんでもないドツボにはまり込む。 本来の国会議員という行政の仕事を忘れる瞬間が総裁に選ばれた瞬間に取り込まれるのだろうと思う。 地道に行政という仕事に心を捧げていればつまらない後手後手の采配で首相の椅子を失うわけがない。 だからここは本心と初心に戻ることを勧めたい、何を政治家としてやりたかったか思い出せばよいのである。 それには求道する心だ、行政と言う道を突き詰めるような求道精神を思い出し強固にすること。 誠実に心を込めて行政(政治)に取り組むことを改めて再宣言したいと思う、まず権力を放棄すると明言することだ。 いや首相を辞めるというのではない、権力に頼らず真摯な心と方法で国家行政に取り組むと宣言するのである。 党内権力争いにまみれてしまったここまでを国民向けに反省しますと宣言し、求道する心を取り戻した事実で新しい政策を発表するのである。 党内も野党もこの行動には誰も反対できないし、注文を付けることはできない首相の特権。 裏金問題でごたごたしているなど小さなことと思い知らせる新政策を打ち出し、明日からは火の心で取り組むと言うことである。 いま国民が通弊している問題に焦点を当てる、それは物価高、こう対策を講じます、政権は国民目線で内閣改造します、増税を一時停止します、などが目玉になるだろう。 衆議院補選選挙はこれで乗り越えられると見るがいかが、持っている権力はすべて国民生活のために使うという宣言こそ支持率回復の玉に違いないのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.23 15:00:08
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