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この実情が調査会社から発表された、まず昨年度(2023年)のパン屋の倒産は37件(前年度比85.0%増)と。 コロナ禍でパンを自分でトレイに乗せるセルフ式は敬遠されたが、工夫の乗り切った。 しかしコロナ特需や支援策縮小と終了、それに長引く円安と小麦価格上昇が追い打ち、加えて原油高騰などで光熱費の負担も重くなった。 こうした昨今の取り巻く環境が劇的な変化で、コストアップを含めパン屋の利益を押し下げるのだ。 それで経営が危ぶまれたパン屋、ケーキ屋などに倒産増が増えているとなったのだ。 過去にも人手不足や消費増税の影響で倒産が増えたが、昨今の物価高の影響は深刻なのである。 実際に2022年度以降、パン屋の倒産は増加に転じたと、それで昨年度ついに過去最多を記録したのである。 主要材料の小麦は輸入である、つまり円安が決定的にマイナス要因である、各家庭では朝のパン食は習慣になっている家庭も多い。 朝昼晩の3色が米食と言う家庭は逆に少なくなっており、朝食をジュースやコーヒーとパン食という人も多い。 だからパンの値上がりは主婦の懐を脅し、スーパーをはしごしてでも安売り店を探し回るなどが日常化した。 影響がパン屋を直撃しているわけ、高級パン屋の経営も行き詰まったといい、食パン値上げにより割安な食パンが人気とか。 もっとも値上げが小さいという食パンも実は斤量が下げられている、全体の分量が下がったのだが、これに気づく方は少ない。 最近食パンの形が正方形に変わったね、という夫や子供の声を主婦が耳にすることが多いだろうが、この結果である。 そうサイズを小さくして小麦量を抑え、材料費を浮かせて販売価格を下げたている。 子供らは菓子パンでなければ嫌と言うかも知れないが、食パンよりコストはかかるから主婦は嫌がる。 だから今日から食パンに変えたと子供を手なずけるなど実行しているかもしれない。 かといって味へのクレーム対策でバターやクリームを使ったりジャムを高級品にしたりしたら変えた意味も消えるのだが。 そのバターにしてもジャムにしても食材が輸入に頼っていれば当然値上がりする、というわけで飲食代もすごく上がった実感を持つだろう。 昔で言うところのエンゲル係数(食費に掛ける費用が大きいと大きくなる)としてニュースになったりしたが時代も変わってあまり言わなくなったが。 実のところ確実に飲食に掛ける金額が大きくなっていることは必至なのである。 このように街のスーパー意外にいたるところにパン屋が誕生したものだが、そのお店がここにきて消滅しだしたと、皆さんが気づく現象が起きているのであった。 豊かな食生活があっての豊かな生活感が生まれる、そのじぇつ場が破壊されつつあるという現状なのである。 要するに何とかして物価を下げる政府努力が求められているのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.07 07:00:10
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