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こんな施工方法とは信じられない、家屋の間に流れていた小川、そこが蓋をされ暗渠になり通り道に。 それで両隣の敷地をはっきりさせるため金網フェンスが作られた、そのフェンス工事が設計不良だったようだ。 報道写真で見ると倒れたフェンスはブロックを基礎に上に金網の遮蔽物が作られたようだ、横幅およそ30メートルほど。 このフェンスは人がよじのぼったり掴まらなければ倒れることはないだろう、自分の重みとブロックの重みで自立しているから。 ただ立っているだけの状態、暗渠から上に数メートル高いから、もしや子供らがここで遊ぶとは考えなかったと思われる。 それがどういうわけか子供らがよじ登ったりする遊び場になったようである、塀をよじ登るようなジャングル遊び的にと。 設計は重さで立っているだけの自立フェンス、塀という造りだから下からよじ登ったりすれば想定外の力で引き倒されてしまう。 この初期設計に不備があったと思わないが、子供らがそういう遊びをすると考えないから起きた事故だ。 どうしたはずみで子供の遊び場になったか分からないが、周りの目を気にせず秘密基地的な遊び場化したようだ。 この時点で周囲の人たちは、ここで遊ぶのは危険だと子供に注意、管理者の人、または役所に届ければ話は変わっただろう。 ここの遊び場は危険という立て看板があれば子供らも認識し近づかなかったかも知れない。 しかし写真にはそうした看板がなかったように見える、近くの人は子供が遊んでいるという認識はあったようだ、ときどき遊んでいたという人がいるから。 小川と暗渠の管理は役所だそうだ、しかしフェンスの管理は個人の敷地内のようだからこの家であろう。 結果的には周りの注意が及ばなかったである、事故はそんなところに潜んでいるもの、もう少し注意を向けていればと悔やまれる。 幸いにも死に至らなかっただけがわずかな救い。 それでもこの施工方法は問題だったと言わざるを得ない、もう少し慎重な工法を採るべきであった。 こうした塀が他にもあるかもしれない、心当たりのある方は改めて見直すことが必要である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.15 07:00:12
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