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今度の政治資金規正法改正は大きなチャンスであった、なぜかこの国会会期で成立にこだわったのか分からないがこれをチャンスに胸を張れる法案を作ればよかったのだ。 党内と自分の利権だけに目が行き本当の法案作りに気付かなかった、議員、それも自民党議員の名誉挽回にこれほど適切な法案改正はないのである。 国会議員全体に、さらには国の在り方まで影響を及ぼすほどの重要な法案改正、名誉回復の大チャンスである。 内閣支持率を一気に挽回できるこんなチャンスはめったにない、時間を掛けて野党も、さらには国民の納得する法案を作れたのだから。 それを小さなことにこだわってみすみす逃してしまうとはほとほと政治センスがない人だと知らしめてしまう。 何が国として、また政治家として必要か、そういう視点で物事が捉えられない人、これが首相では愛想も尽きるというもの。 それこそ最後の最後の大チャンスだったと思う、ここまでほとんど成果を手にできなかったこの人、最後に政治生命を掛けてもよい法案改正がやってきていた。 この重要な法案という認識があれば成立時期にこだわってザル法案を通すわけがない、国会議員全体の総意で新しい政治資金規正法を作る、その意味に側近も教えなければと思う。 もう側近も見放したのだろう、何言っても聞く耳を持たないから好き勝手にやりたいことをやらせればいいと。 哀れなのは国民の方向を向いた立法と行政ができなかったこと、自分のセンスになさを側近やブレーンに補ってもらえれば良かったのにと。 ことごとく真反対の政治姿勢で押し通したから誰も付いてこなかった、結局は放置されたずれた政治姿勢で墓穴を掘るという醜態ぶり。 少なくともちょっとばかり有意義だった派閥解消の先にあるのはこの規正法の改正があると考えていなければならなかった、それも知らずに目に前だけにこだわりチャンスを逃す。 知恵を持った政治家なら今期の政治はこうしたストーリーで行うぞ、と周辺からブレーンに示し強力を仰いだであろう。 そういう政治のイロハも知らず首相にしてくださいと名乗り出たのなら滑稽そのもの、漫画の世界だ。 結局、首相、国会、議会というもの、何も知らずにだ権力で指示できる面白さに酔っただけであった。 新しい資本主義社会、最初の公約も何かしらズレた感覚ものだのだったが、これがあっという間に消えてしまうありさま、目指した政治はなんだっただろう。 国を代表する立場に、政治家なら頂点を目指すだろうが、その椅子を得た高揚感のなかで目指す国、作る国を想像できたのだろうか。 椅子にしがみ付く意味をはき違えているが、国民と国のためにすべきしたいことを明瞭に示し活動すればよい。 シンプルに立法のトップに立ったら何をしたい、である、これが描けていれば出身党が何であれ国民は評価したであろう。 自分の立ち位置も分からず役割もよく理解せず椅子に座りつづけたら権力の面白さを見つけ守りたいになっただけ。 哀れなの末路だと言うしかない、最後のチャンス、何度も言うが、この後もう訪れることはないだろう、惜しいことをしたものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.20 07:00:14
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