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(3日目の日記は、諸和が担当いたします。)
京都合宿もいよいよ最終日となりました。 3日目は1日目と同じく集団行動に戻り、 京都を代表する山の観光地、鞍馬を目指します。 2日目と同じく朝9時半に集合し、三条駅まで歩いて 京阪電車に乗ります。と言ってもこれは2つ先の駅、出町柳までの 短い間で、実際に鞍馬へ案内してくれたのはこの「叡山電鉄」です。 その名の通り、鞍馬だけでなく比叡山のふもとにも路線を持っています。 ![]() 普通の電車に比べて車体はとても小さく、速度もゆっくりめ。 バスに乗っているような感じです。進むたびに車窓の緑が増し、 勾配もきつくなるのを感じて、山の中に入ってきたんだなという事を 実感しました。 ![]() 終点の鞍馬駅で降りた後は、毘沙門天を祭る鑑真ゆかりの寺、 鞍馬寺を通ってもうひとつの名所、貴船神社を目指します。 こう書くとすんなり聞こえるかもしれませんが、鞍馬寺は 寺自体が一つの宗派を持つ大規模な寺院。険しい山そのものが 境内と言っても過言ではないこの鞍馬寺を歩きつくすのは、 ちょっとした山登りと言ってもよいでしょう。 そんなわけで、昔の参拝客の如く木の杖をつきながら、 全員で坂道をゆっくりと登っていきます。歩くこと1時間、 鞍馬寺の中心をなす金堂へと辿り着きました。ちなみのその道中、 怪我をされた方がいたらしく、険しい山道を救急車と消防車が 登ってくるという少し騒然とした場面にも出くわしましたが・・・ ![]() 金堂を出た後は、貴船神社へと向けて山を下ってゆきます。 その途中には、鎌倉時代の昔からわき続けているという湧き水や、 与謝野晶子が書斎として使ったという庵、さらには金星からやってきたという 魔王を本尊として祭る魔王田など、面白みのあるスポットが次々に現れます。 下の写真は、その魔王殿のものです。 ![]() 山を降りきったところでちょうどお昼時になったので、 昼食をとる事になりました。さすがに観光地値段の店が多く、 一番手ごろな価格のところでそうめんを頂きました。 新緑と川の流れをバックに食べた昼食は、普段よりもずっと 美味しく感じたように思えます。 ![]() 昼食の後は貴船神社を訪れました。この日はちょうど旧暦の 七夕に当たる日で、境内は色とりどりの短冊で彩られていました。 また、水に浮かべると答えが出るというユニークなおみくじも。 サークル代表の原君の一筆で、田園都市倶楽部の更なる繁栄を 短冊に祈願して貴船神社を去りました。 その後は鞍馬のひとつ手前、貴船口駅から再び叡山電車に 乗って京都市街へと戻ります。叡山電鉄は鞍馬、比叡山のみならず、 修学院離宮や一乗寺、三宅八幡といった数多くの観光スポットを 抱える路線。いつかまた京都に来るときも、お世話になることでしょう。 市内に戻り、ホテルで荷物を受け取った後はいよいよ 京都での最後の行動に移ります。タクシーで京都駅前まで移動し、 京都タワーの下にある土産物屋街で、各自お気に入りの みやげ物を購入しました。時間が押していることもあって タワーには登れませんでしたが、皆思い出の品を手に入れる事が できたようです。 そして午後5時半、私達は3日間楽しんだ京都を後にしました。 帰りの新幹線の中でも撮った写真を見せ合ったり、1日目や2日目の 出来事を思い出しては談笑したりと、最後まで賑やかな雰囲気でした。 今回の合宿は、目標としていたメンバー間での 親睦を深めることが充分に達成できただけでなく、 京都やそれぞれのメンバーが訪れた街、観光名所の 雰囲気を芯まで感じ取ることのできたとても有意義な時間でした。 メンバーの皆さん、3日間お疲れ様でした。 ブログの更新が大幅に遅れたことをお詫びいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月18日 11時50分51秒
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