京都/発酵食堂カモシカ【4種の発酵チョコタルト+他】
来週はホワイトデー。で、バレンタインはどうしたかというと今年は京都の『発酵食堂カモシカ』のお菓子にしました。雑誌で知ったお店で、発酵食専門のカフェ&レストラン。店名は『カモシカ=醸し家』、醸す(=発酵)という意味も込められ、メニューは発酵食品(醤油、味噌、漬物、納豆、チーズなどなど)にスポットを当てたもの。実店舗は未体験ですが京都へ行く際は立ち寄る予定です。さて、その『カモシカ』のお菓子。注文したのは3種類。・4種の発酵チョコタルト ¥2,000-・発酵生チョコ ¥600-・修道院ガレット ¥600-■4種の発酵チョコタルト/チョコレート焼き菓子 ¥2,000-・ブルーチーズ(クルミ/イチジク/ピンクペッパー)・甘酒&みりん粕(カカオニブ/ブランデー)・ラムレーズン(レーズン/レモン/麻の実)・ラズベリー&発酵バター高さ約2/3がチョコのタルト。味の濃いと感じたものから『ブルーチーズ(クルミ/イチジク/ピンクペッパー)』『甘酒&みりん粕(カカオニブ/ブランデー)』『ラムレーズン(レーズン/レモン/麻の実)』『ラズベリー&発酵バター』口溶けがとてもよく、指先に触れると滑るように溶け出すチョコは上質なビターでえぐみは一切なし。・匂いが強いチーズには爽やかなペッパー・甘みが深いものにはカカオニブで苦味を足し・ラムレーズンの強さにレモンの酸味で明るさを・ラズベリーの甘酸っぱさにマイルドなバターとトッピングがそれぞれ相性良く、配合のバランスもよく美味しいです。そして、なめらかでウォータリーなチョコなので噛んだときにいちじく、くるみ、カカオニブ、レーズン、ラズベリーといったものが歯ごたえのアクセントになっています。タルトは約φ40×h20mm。1個あたり500円になりますが、おそらく手間のかけかた、素材選びも丁寧ではないかと思われ良心的。チョコレート専門店に比べボリュームがありお得感も。賞味期限は5日。【原材料】・チョコレート:ココナッツオイル、カカオバター、カカオパウダー、 きび砂糖、メープルシロップ、ラム酒、バニラエクストラクト、塩。・クッキー:小麦粉、発酵バター、きび砂糖、レーズン酵母、塩。・フィリング:ブルーチーズ/くるみ/ピンクペッパー/イチジク、 みりん粕/米麹/カカオニブ/ブランデー、レーズン/レモン/ラム酒/麻の実、ラズベリー/発酵バター。包装は『赤+白+青』を基調。赤箱はチョコ。サイズは…メモ紛失。青箱はガレット。wd68×h43mm。白箱はチョコタルト。wd105×h42mm。3種類がまとまるデザイン。金糸にタグ。ロゴ。カモシカさん。■~体温で溶ける~発酵生チョコ ¥600-白砂糖、乳化剤といった添加物は使用せずメープルシロップ、ココナッツオイルと材料にこだわったビターチョコレート。タルト同様、摘むと指の温度で溶けてしまうほどで口へと放り込めばすぐに角がとれ固体から液体に。その口溶けに驚きながら鼻から抜けるチョコの香りは爽やか。チョコタルトとほぼ同じ材料のチョコですがこちらはチョコ単体でより分かりやすいのが食べたあとの口のさっぱり感。ものにもよりますがチョコレートを食べたあとの油膜感がないのでチョコが苦手な人でも「これは違うね」と驚かれるかも。【原材料】ココナッツオイル、カカオバター、カカオパウダー、きび砂糖、メープルシロップ、ラム酒、バニラエクストラクト、塩、バニラビーンズ、レシチン(大豆由来)。■修道院ガレット/焼き菓子 ¥600-口にいれてまず感じるキビ砂糖の主張、個人的に和風っぽさが強い風味。数回ゆっくりと噛むうちにクルミのナッツの香ばしさが加わり西洋よりへ変化します。キャラメルのねっとりとした感じがレーズンの凝縮した甘みとマッチ。甘みはありますが見た目ほど重さがないのはバター不使用だからでしょうか。紅茶でも日本茶でも合うと思います。美味しいです。サイズは小さいけれども(箱の大きさ約wd68×h43mm)食べごたえはあります。ちなみに「修道院ガレットとはどういった意味?」とパンフによれば…『フランスの森の奥の小さな修道院でこっそりつくられて、 こっそり食べられているお菓子をイメージしました。』賞味期限は一週間。【原材料】小麦粉、きび砂糖、アーモンド、菜種油、豆乳、くるみ、レーズン、米飴、メープルシロップ、ラム酒、葛粉、レモン、バニラエクストラクト、塩。カモシカの3点に共通した感想は『ぎゅっと味が詰まった濃密さではなく、ふわっと味が広がるお菓子。』ホワイトデーでも、通常のギフトにもオススメ。