カテゴリ:美術館めぐり
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=3859 今日は国立博物館の平成館にて記念講演会を聞いてきました。 フィレンツェ科学史博物館館長のパオロ・ガルッツィ氏が イタリア語でご説明、それを日本語で通訳で聞きました。 レオナルドは(ダ・ヴィンチとは言ってなかった)、 時空間、光、陰影、宇宙の法則へと発見したという話しでした。 ロウソクの炎がどうやって起こり、形作っているかを 目で見て観察した事により宇宙の法則を発見します。 それは、陰陽調和ともいえる 「光と影」「創造と破壊」「生産と消費」「生と死」 対比が常にお互いを支えているということです。 レオナルドはロウソクを見ていてある言葉を残しています。 炎が消えて、また点く。 それは絶え間ない営みである。 それをどうやって再生していくか。 傾倒したとされる、アリストテレスの時間論には、 川の水をすくう。 その水は去っていく最後の水であるが、最初の水でもある。 時間とはそうゆうものだ。 レオナルドは、絵画を忠実に描く為に「科学」「技術」「哲学者」 でなければならない、とずっと言っていたようです。 マルチな頭脳を持った方だと知っていましたが 思った以上にマルチでした。 江戸時代にもこんなマルチな方がいたような。。。 その後、三菱財閥のお屋敷「旧岩崎邸庭園」に行きました。 建築家ジョサイア・コンドルが設計したものです。 ジョナサン・コンドル、と読んでおりました。。。 壁には「金唐革紙」という工芸品で和紙で作られていて それがとてもステキでした。 バッキンガム宮殿にも使われているそうです。 その壁をしおりとして売っていました。 夕食は上野公園内の「松韻亭」で懐石を食べてきました。 すごくおいしかったぁ! 今度は個室で食べたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 24, 2017 09:17:20 AM
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