朝食抜くのは朝めし前
今日も宿泊のお客様といっしょに朝食を食べないデトックスな一日を過ごしています。そこで今月のメルマガの「美美っとキレイに大作戦」節約ダイエット特集をこのダイアリーでもご紹介します。私たちが、もうかれこれ4年続けてとびっきり気に入っている節約ダイエットとは、朝食を食べない1日2食ライフです。北軽井沢で営業している私たちのペンションでも1泊夕食付きで朝食はお出ししていません。というのも、体には24時間周期のリズムがあり、8時間ごとにそれぞれの働きが高まる3つのサイクルがあることが、最近の研究でも明らかになってきました。この研究成果は昔から中国に伝わる時間と経絡(臓器)の関係やインドのヨーガの教えとも一致しています。 古来、日本人も1日2食を習慣としていましたし、朝食を英語でbreakfastといいますが、これはbreak(破る)+fast(断食)という意味で、前日の最後の食事からの「小さな断食」を破る食事、つまりその日初めてとる食事のことをさし、本来は、朝に食べる食事だけを意味する言葉ではありませんでした。 研究で明らかになってきた1日の体のサイクルと機能とは正午~午後8時 摂取(食べることと消化)午後8時~午前4時 同化(吸収と利用)午前4時~正午 排泄(体の老廃物と食物カスの排出)というものです。 午前4時~正午までは排泄のサイクルで、その時間帯に朝食を摂ると、消化にエネルギーが使われ、本来この時間帯に行なわれなければならない体内の毒素を排出したり、老廃物を浄化する体の機能が妨げられることになり、その結果、排泄すべき毒素が体内に残って、各組織の間に停滞することになります。実験結果でも1日3食より、朝食なしの2食の方が25%も毒素を排出する効果が高まったというデータがあります。 さらに、1日の体のサイクルからもわかるように、午前中は栄養が吸収されにくい時間ですので、朝食は一番、不消化のまま腸にたまりやすく、腐って宿便となり、それがまた新たな毒素を生み出します。 つまり、朝食をしっかり食べないと体に良くないという固定観念さえなくすことができれば、朝食に費やしていた手間と時間と食費が簡単に節約できて、さらに体内の毒素もより排出され、内臓も休まるので2食でも栄養の吸収もアップして健康になり、ダイエット効果も・・・とまさに一石何鳥にもなります。私たちも朝食なしの2食にしてからは、3食の時に比べて、頭も冴え、体も軽快になり、実際、健康診断の結果も良くなっています。1年365食、10年で3650食もの食事が節約できて、しかも体調も前より良くなっているので、うれし、たのし、しあわせのトクトク気分で続けているのが、さらに良い結果をもたらしているのかもしれません。とはいっても、長年の習慣を変えるのは最初は、やはり勇気がいるもの。そこで、この節約ダイエットを失敗させないための注意とコツをまとめてみました。 ☆今月のテーマ『朝食抜くのは朝めし前』のツボ☆ ・最初はおなかがすいたらいつでも食べられる週末に 気楽に半日胃腸を休めるつもりで。 ・それから徐々に毎日の朝食の量を減らして様子をみる。 ・楽しければ続けて、毎日がまんするならあきらめる。 がんばらないことが大切です。 ・その日によって体調は違うので、がまんできない時は 季節の果物や軽めの朝食をいつでもどうぞ。 ・朝、起きたら、まずコップ一杯の水を。 その後も、おなかがすいたら水を飲みましょう。 ・間食は、できればしないのがベストです。 でも完璧主義も、しないのがベストです。 ・同じ2食でも昼食なしの1日2食では1日3食より、 かえって毒素が多くたまってしまうので要注意。 ・自分はできても、子供や家族に強制しない。 本人が納得してしなければ百害あって一利なし。 ・体力のないやせた人や病気がちの人は無理をせず、朝食は おかゆなど消化の良いもので、まずは体力と消化力の回復を。 ・今までより少なめ軽めの朝食にするだけでも 体にやさしいプチ・デトックス。 近頃どうも飲みすぎ食べすぎでスッキリしないなあ~と思ったら、思いきって脱・朝食で1日2食の節約ダイエットに皆さんもチャレンジしてみませんか?byみお☆Dome Paradise☆2004