うるう年はくるう年
今年は4年に1度のうるう年。きのうラジオを聞いていて、うるう年のななな何でだろう?がよくわかりました。地球は太陽の周りを回っていて、その1周にかかる時間が1年で、これが365日ちょうどでなくて、365・2422日かかるので、ややこしいことに・・・。1年を365日にしたため10年で2日ほど、100年で24日、1000年だと242日もずれてしまうのだとか。そこで、今から2000年以上前にローマのユリウス・カエサルという人が4年に1度、1年を366日にするうるう年を入れたユリウス暦をつくり、これで1年は平均365・25日になったけど 今度は少し長すぎて、約130年で1日の狂いが出てしまい、ユリウス暦ができて1600年以上たった16世紀には、たまった季節のずれが10日以上になってしまったので、ローマ法王グレゴリオ13世が改良版のグレゴリオ暦をつくって、今、広く使われている暦に落ち着いたということです。 さらに西暦で100で割り切れる年、1800年、1900年などはうるう年とせず、400で割り切れる1600年や2000年はうるう年として、これで1年は平均365・2425日になり、約3000年に1日のずれで済むようになったそうで、考えてくれた人に「あなたはエライ!」と声をかけてあげたくなってしまいました。 この話まだまだ続きがあって、何で2月29日で調整するのかというと、ユリウス暦の前の古ローマ暦では、1年は今の3月に始まり2月で終わっていたそうで、それで1年の最後の2月に調整することになったそうです。英語のSEPTEMBERのSEPTは7、OCTOBERのOCTは8を意味するのに、それぞれ9月、10月なのもこれで納得!他にも8月はローマ帝国初代皇帝のアウグトゥスが自分の名を残したいとAUGUSTになったとか、8月は本来30日だったのに、1日少ないのが不満で31日にさせたとか、おもしろい話がいっぱいきけましたが、結局のところわかったことは、うるう年ってくるう年だったってことでした。2月29日生まれの皆さん、4年に1度のお誕生日おめでとう!うるう年はくるう年でもくるわない歳でよかったですね。byみお☆Dome Paradise☆2004