YAHAアンプ10
基盤が完成したもののケースをどうするか悩み手頃なものがないか探していたら良いものを見つけた。懐かしい肝油ドロップの缶!と言っても買ったのはつい最近、昔からデザインは変わっていない気がする。食べた後何かに使えないかととっておいた。蓋の大きさもTIC-4(YAHAアンプ)の基盤に丁度良い。早速穴を開けまくってパーツを取り付け一気に配線した。意外と上手く出来たが、大きな穴はガタガタになってしまった。毎度のことながら穴開けは苦労する。まあ所詮肝油缶なので気にしないことにした。外観はともかく大事なのは音なので、早速視聴した。まずキット付属の5687WAとMUSES8820の組み合わせで聴いてみた。とてもハッキリした音で、ちょっと高音がキツイ。全体的に少し平面的な感じもする。MUSES02に変えてみたらもっと高音がキツクなったので、MUSES8820の方が良いと思う。5687WAの音を確認したのでそのまま7119に交換してみた。(よりいい音になるらしいので、買っておいた)7119もハッキリしたいい音だが、解像度が上がり立体的な音になった。これは良い。真空管なのにハッキリくっきりした音だと思う。7119の音を聞いてしまうと5687WAには戻れない。しばらく聴いてみたら音が落ち着いてきてキツさがとれて聞きやすくなった。エージングが進むと真空管らしさが出てくるのかな?!とても良い感じだ。知り合いに貸して前に作ったYAHAアンプと聞き比べしてもらおう。自分としてはかなり良い音だと思うが、感想を聞いてみたい。