|
カテゴリ:カテゴリ未分類
本好きな私ですが歴史小説には興味なく、
今までほとんど読んだことがありませんでした。 ところが訪問先のご主人から、 「読んでみませんか」と勧められ このところ歴史小説ばかり読んでいます。 どんどん貸して下さるんです(⌒-⌒; ) 最初にお借りしたのが 山本周五郎の「樅の木は残った」 正直、読むの大変でした。 伊達家のお家騒動のお話なんですが、 登場人物の名前を覚えるのが一苦労。 しかも一人の人物に対し何通りも呼び方が。 (姓とか名とか役職とか領地とか偽名とか) 人間関係もとても複雑で、 敵かと思ったら味方だったり スパイだったり、はたまた逆スパイだったり… 一体誰と誰がどうつながってるのか混乱。 上巻は強引に通し読みしたもののイマイチ頭に残らず 相関図や出来事の時系列を整理して レポート用紙にまとめながら二度読みしました。 まるで学生時代の課題やってるみたい(⌒-⌒; ) おかげで下巻はすんなり読めて、 終盤のクライマックスなどは思わず、 うっ、と泣きむせぶほど入り込めましたが。 やはりそこは名作の力ですよね~ 無事、本をお返しすると、 「もう読んだの?面白かったでしょう?」 「はい、とても。有難うございました」 「じゃあ、次はこれを読んで下さい」 「えっ…」 「6巻あるけど、とりあえず2巻、はい」 今度は司馬遼太郎の「竜馬がゆく」 6巻か~長いな~ と思いましたが、 読み始めたらあっという間に お借りした2巻読めました。 大河ドラマ「龍馬伝」観ていたせいで 登場人物に俳優さんの顔が重なっちゃって、 それはいいのか悪いのか…ですが、 人間関係とか名前に馴染みがあるおかげで 文章の勢いを味わう余裕がありました。 来週の訪問までに読めばいいと思ってたのに 次のが待ち遠しいくらいです。 あまりに有名すぎて逆に興味なかったけど、 坂本龍馬ってすごい人だったんだなって。 いまさら言うのもお恥ずかしい感想ですね。 幕末、という時代にも改めて興味が湧きました。 自分から読むことは決してなかった歴史小説。 遅ればせながら読む機会を与えられて、 訪問先のご主人に、とてもとても感謝!です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|