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テーマ:フィギュアスケート(3606)
カテゴリ:スポーツ
一昨年から趣味のカメラでフィギュアスケートの撮影をしていましたが、昨年からの厳しい規制で会場内での撮影は禁止になりました。
厳しいといっても、大会運営に携わっている方は当たり前の措置かな?と、残念ながら私は個人的に思っています。 デジタルカメラや携帯カメラの普及で、観客席からの撮影にはガッカリします… TV中継などを見ていると、滑っている選手の背景の観客がフラッシュを焚いているシーンを何度も見ましたし会場でも、そのような光景を見たことがあります。 競技中の選手にとっては、はなはだ迷惑な行為ですしジャンプ中などは危険も伴います。 「お客さん!そんな離れたところからストロボ使っても届かないし、綺麗に映らないよ~!」って声を大にして叫びたいのですが…(笑) 4月のフェスティバルではスーツを着用した大会関係者(多分TV局のお偉いさん風の方が)コンデジを構えてフラッシュ焚いていました。オイ!オイ~!(汗) (多分真っ暗で何も写ってないと思いますが…(爆)) じゃぁ、会場内のプロのカメラマンは、スロボ焚かずにどうして撮影しているの?って、良く聞かれます。 まず、彼らが使用しているカメラは今はほとんどがデジタル一眼レフカメラです。それも、メーカーが自信を持って出しているプロ用のハイエンド・モデルばかりです。価格は実売価格で40万から50万円ぐらいでしょうか。 レンズは、これまた巨大で高価な400mmのF値が2.8と明るい(通称ヨンニッパ)っていうのが多いですね。価格はデジタルカメラのハイエンドモデルが2台買えるぐらいします。(約80万から90万円) カメラとヨンニッパのレンズ1本で軽自動車が買えるぐらいの高価なものです。 で、肝心な撮影方法はカメラ設定でISO感度を1600ぐらいにまで上げます。絞りは開放のF2.8。これで、シャッタースピードがいくらぐらいなのかを測ります。 会場の照明にもよりますが、レインボー・アイスアリーナでの経験では1/630秒ぐらいかな? スポーツ選手の撮影で1/630秒って言うのはかなり遅いシャッタースピードです。 でも、これでも限界かな?っていう感じの速度です。選手の動きが早いと、被写体ブレを起こしますしかなり難度の高い撮影になります。 このような高額の機材を持っていても、やはり選手のスピードへの慣れがないとレンズを通しての捕捉は難しいと思います。 土曜日からは名古屋市総合体育館のアイスアリーナでは西日本選手権大会が始まります。 カメラ・ビデオの持込は禁止されていますが、また、カメラのフラッシュが焚かれるのでは?と、心配しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.02 17:23:36
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