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2006/08/21
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「俺は、世界1の幸せ者だと言われるが、

 努力した結果だと思う。

 賢人は言った。

 運は理由もなく人々に与えられる

 神秘の力ではない。

 自らつかむものだと!」





90年代、テディライリーが送りだした、ニュージャックスイングの勢いに
陰りが見え始めた頃、

80年代の後半から、活動しはじめていたHIPHOPアーティスト達
が、思い思いのスタイルで、
これまでにない音楽スタイル、それこそが、まさにHIPHOPだけど、
斬新で、クリエイティブな曲を次々に世に送りだし始めた。

NYを拠点に、ラジオ、MTV(YO MTV RAPS)などでも、
これらのHIPHOPが巷に流れていたが、

全米中に、また、世界に届くほどの影響力など
なかった。



(余談)つまり、メジャーではなかったって事である。
後に記すが、P.DIDDY登場の頃から
メジャーになり、そこで、メジャーと
アンダーグランドという言葉が、
明確になってきた。
この頃の音は、今ではアンダーグランドのように扱われたり
するものが多いが、メジャーがなかっただけで、
俺達にしてみれば、十分メジャーだったんだが。




90年代の中盤に、NYのシーンがさらに活発化し、
当時のスーパープロデューサー達が結集して、
「NAS」を世に送りだした。

またこの頃、「WU TANG CLAN」も登場。

HIPHOPはNYにありきという状態、これこそが、当然の流れ、
というような、時代へと突入。

しかし、東のPUBLIC ENEMY,
西のNWAといわれたように、80年代後半から活動していた
重要HIPHOP集団のNWAにいた
「Dr.DRE」が、
これまでになかった「G-FUNK」を築きあげ、
「SNOOP DOGGY DOG」や「WARREN G」などを世に送りはじめる。

HIPHOPは、NYだという勢力地図がやや変わり始めた。

70年代にジョージクリントンが造り出した「P-FUNK」
の影響力を最も受けていたのは、西の人達の方であった。
Pの流れを踏んだのがGと呼ばれた訳で、

ここに、Gのテイストで活躍していた「DEGITAL UNDERGROUD」の
メンバーであった「2PAC」がソロでやり始めた事が、
さらに大きな道を作る事になる。

一般的な人にも受け入れられだしたHIPHOPだったが、
やはり、ROCKやPOPSなどには到底およばないレベルだった。
しかし、90年代の後半に差し掛かった頃に、
大きくシーンが動き出す。

西で、2PAC人気が出始めた頃に、
東では、満を持して、「B.I.G」がデビュー。
後の「NOTORIOUS BIG」である。

ショーンパフィコムズことパフダディは、QUEEN OF HIPHOP SOULと呼ばれる事になる
「MARY J BLIDGE」を世に送りだし、
そして、「BIGGIE」をデビューさせた。

このBIGGIEの人気は、これまでに売れたアーティストとは、
違い、コアな層から一般層まで巻き込んだので、
一躍、彼は、デビューアルバムからスターになった。
次のアルバムで、その人気は絶大なものになったのだが。

一方、西では、2PACが絶大なパワーを持ち始めていた、
DREと手を組み、Pのカリスマと言われる
ZAPPのロジャーを迎え、LA賛歌
「CALIFORNIA LOVE」という超特大BIG BOBMを落とした。

この曲を収録したアルバムがこれまた大HITし、
世の中の人が知る有名なHIPHOPアーティストは、
「BIGGIE」と「2PAC」という時代が来る。

しかし、いろんな面を持つHIPHOPは、
ギャングスタという暴力的な、バイオレンス的な
面が際立って浮きはじめだした。

関東だ、関西だ、というようなのりではじまった
東西抗争、
それは、HIPHOPが東のものが良いのか、
西のものが良いのか、という、男ならではの
争いであり、

この抗争が、「2pac」と「BIGGIE」の
東西のスーパースターの2人とも
失うという、
大事件になってしまった。

これこそが、HOPHOPを大きく変えた事件だろう。

BIGGIEを失った、パフダディは、自らのアーティストと
しての仕事を増やして行き、
これまた全米中に知れ渡るような作品を
送り始めた。

しかし、このパフィが行ったHIPHOPは、
これまでのHIPHOPとは違った。

元々、貧困な地区から発祥した音楽であり、
そのパワーや、無いところから造り出すという
事が、本来の源であったのだが、
「お金」で音を造り出す事を始めるようになったのだ。

HIPHOPとは、元の素材があり、それをアイデアを出し、
加工する、というような音楽である。
その際に、「著作権」という問題があり、
これは、「お金」があればクリア出来る問題なのである。

元々、お金などないんで、誰も知らないような
SOUL,JAZZなどをうまく使って造ってきたのが
HIPHOPであったので、
お金を使い、
誰もが知ってるHITした曲を使用する事により、
一般層までヒットさせ、
HIPHOPを巨大なマーケットへと大きくする
第1人者へとなったのである。

90年代の後半からHIPHOPが大きくなった背景には、
やはりBIGGIEの流れから凄いスピードで、
頂点に上った「パフダディ」の力が有る事は
間違いないと思う。

この流れにより、90年代に活躍していたHIPHOPアーティスト
達は、HIPHOPのスタイルを変えざるを得なくなってきた。
当然、このあたりから、活動出来なくなったりするアーティストも
多くいたと思う。
しかし、この流れに上手に乗り、
今尚、シーンで活躍するアーティスト達

例えば、FAT JOE
BUSTA RHYMES,
LL COOL J.....。

LL COOL Jは、HIPHOPでは、老舗のレーベルで、
最も有名なレーベル
「DEF JAM」の第1号のアーティストである。

そんなDEF JAMを現在動かしているのが、
今から紹介する男である。

彼は、90年代の中盤、
NYのシーンが活発だった頃、
「GANG STARR」のDJ PREMIERが多く作品を残した
「PAY DAY」というレーベルから、
「IN MY LIFETIME」という曲をリリースした。

当時、PREMIERが自身の人気ラジオ番組でヘヴィ-
ローテーションしていた曲だった。

しかし、この後出した、ファーストアルバムが
大HITし、
ここから、彼の快進撃がはじまる。

BIGGIEなき、NYのシーンを引っ張て行くほどの
存在になるとは、誰が予想しただろうか?

BIGGIEと2PACの2人の存在を知り、
その2人の魂をも受け継いだのが
この男、

JAY-Z


90年代の後半からロッカフェラレコードを
手掛け、遂にはDEF JAMまでを手にした男。

2000年代になり、HIPHOPを振り返って
最も重要なHIPHOPアーティストである事は
間違いない。

一時期同じNYの、「NAS」とバトルになり、
後に、衝撃の和解をしたのだが、
NYの中だけでなく、
全米で、世界で知られるHIPHOPアーティスト
としては、間違いなくNO.1である。

しかし、
そんな絶頂の中、
2003年に「引退」宣言。


その最後の引退コンサートの模様が収録されたDVDが、

「FADE TO BLACK」である。
(ちなみに1500円くらいで、購入。HMVが安い!)

約2時間の濃い内容でこの金額が安い!

で、このコンサート、HIPHOPアーティストでこの会場で
コンサートを行うのは初という
「マジソンスクエアガーデン」(プロレスではお馴染みですが)

チケットは4分でSOLD OUTだったらしい。

で、LIVEには、多くのゲストが登場!

まず、当然、出てくるBEYONCE!(ちょっとチュってするとこがくそー)
これがまた凄いステージング!
なんと3曲も披露!

ここで、ゲストで「GHOSTFACE KILLAH」が登場!
バックステージで、「SLICK LICK」に
ゴールドチェーンをもらってたりする!

その他、「MARY J BLIDGE」「FOXY BROWN」
「MISSY ELLIOTT」「R.KELLY」「PHARELL」
も登場。

また、DJとバンドでやってるのだが、
ドラムは、ROOTSのクエストラブ!
(MTVのアンプラグドでの共演からはまってるコンビ)

最後のアルバム「BLACK ALBUM」の製作過程も収録。
KAYNE WEST、P.DIDDYなども登場。

とにかく、JAY-Zのアーティストとしての集大成、
これまでのシーンを築き上げた歴史
などがここに詰まってます。

COMMONは、
「こんなに興奮したコンサートはマイケルジャクソンのコンサート以来だ!」
とにやにやしながら話していた。

冒頭、
この日記の最初に書いた文が流れてから始まります。

絶対、チェックの作品です!


では、また。


※ここに書いてある文章はあくまでも個人的な推測や、
 感想ですのであしからず。変なつっこみはなしよ!






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Last updated  2006/08/21 01:58:55 PM
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