放蕩者。
昨日は、やっっっっっとこ「リバテン」を見てきましたよっ!!!!!!んまぁ、その辺についてはアトで、語るとして、明日ですが、海賊2が 7月22日 上映決定となった今、「『めざましテレビ』独占初出しオンエア!」-…なそうで。朝6時半には家にはイナイので、今のウチに録画しなくっちゃっ あと、5/2には「Yahoo!ムービー」にて 19時<<新映像>>配信だって!!!YO-HO!!!!!!!要チェックだっ あと、話全然違うけど、5月になって、ブログも立ち上げて半年近くなったので、チョット模様替えしてみたり。-…っていっても、緑系が基調だったのを青系にしただけですが。んでんで、リバテンですが、感想を「映画鑑賞」に書こうか「ジョ兄さん作品」に書こうか迷ったんですが、「ジョ兄さん作品」の方に書くことにしました~。因みに違いは、感想を作品中心におくか、ジョ兄さん中心に置くかです。アト、ネタバレしている部分とそうでない部分が上手く分けられないため、「ジョ兄さん作品」の方では、ネタバレ部分を隠していないので、読むとき注意なのです~。っつーことで、30番目に観た、ジョ兄さん作品。好きにならないのは難しいです~。(爆)「リバティーン」 ※ネタバレ含 いや~、近所では上映していないので、電車に片道1時間も揺られ、行っちゃった★ 実は、この「リバティーン」に関しては、前評判とかもあってそれほど期待してなかったんですよ。(爆)確かに、万人向きの作品ではありません。でも、個人的に、スゴク良かった!!!!!!!!最初の独白からして、オチタ。(笑)「Allow me to be frank at the commencement. You will not like me. The gentlemen will be envious and the ladies will be repelled. You will not like me now and you will like me a good deal less as we go on. Ladies, an announcement. I am up for it all the time. That is not a boast or an opinion. It is bone hard medical fact. Gentlemen, do not despair. I am up for that as well.初めに断っておく。 諸君は私を好きになるまい。 男は嫉妬し、女は拒絶し、物語が進むにつれてどんどん私を嫌いになる。 淑女に警告。私は所構わず女を抱ける。 紳士諸君も嘆く事なかれ。 私はそっちもいけるから気を付けろ。……私はジョン・ウィルモット、第二代ロチェスター伯爵。 どうか私を好きにならないでくれ…… 」もぅ、くっはぁーですわ。(鼻血。笑)ココだけで、ドキドキした。(爆)でも、この部分は、ある意味ロチェスター伯爵についてを、把握するためには大事な部分なんだと思った。っというか、おおまかなあらすじだけで、今回観たので、後半はともかく、前半は話の流れをつかむのでイッパイイッパイでした~。(汗)才能を持ちながらも、国王の親族の前で卑猥な詩をよみ、追放されていたウィルモットが妻と供にロンドンに戻る。そこの小さな芝居小屋で新人女優バリーと出会い、彼女を育てようと演技指導を彼はする。そのうちに二人は惹かれ合って…。んでも、結局愛する者と別れ、梅毒に冒され、国王に見放され、最期は…。ってな感じの話なんですがね。でも、本当、ジョ兄さん演じるロチェスター伯爵は、エロくて、美しい。全編に渡って本当に美しく、気高い伯爵だったと思います。某雑誌で、梅毒に冒されてからのジョ兄さんは、ファンにとっては駄目とか何とか…ってのがありましたが、とんでもない!!!!!!容姿が崩れようが、そんなことは大して問題じゃないと思います。ジョ兄さんの顔だけ拝みに行っているなら別ですが…。ってか、ジョ兄さんの演技は本当サスガでした。梅毒で片目が白内障なのかなんなのか分かりませんが、白く濁り、もう片方の目しか生きていなくったってその目だけ見ても、迫力や内に秘めた感情とかが、分かりました。あと、一番、印象深かったのが、やっぱり、梅毒に冒されて、ロンドンから田舎の屋敷に戻ったアトのシーン。弱りに弱ったロチェスター伯爵は下男にお姫様抱っこされながら、椅子に座らせられるんですが、誰もいなくなったとき、ロチェスター伯爵は失禁していまいます。故意ではなく、なすすべもなく…。その時の悔しそうというか、やりきれないというか、そんな感じの表情に思わず心が痛みました。タダでさえ、羞恥にさらされるコトを、自尊心の高い彼にとっては、どんなに屈辱だったか。 その後のシーンで奥方が部屋に入ってくると、失禁を隠すように虚勢を張ろうとする。そして、ロチェと奥様とのやりとり…思わず涙ぐんでしまいました。ラストに、冒頭と同様に伯爵が現れ、まだ私を好きか?と言うのが、カナシイ。 この、「好きか」っていうのは、個人的な解釈なんですが、どうしても「好きでいてくれているか」「こんな自分でも受け入れて好いてくれるか」っと言っているように聞こえる。そして、フェードアウトしながら消えていくんですが、もぅ、嗚呼…って感じでした。でも、彼は、最期だけは、孤独ではなく、大勢に愛され、見守られ、生涯を閉じたのだと、私は思いたい。映画全体としては、「ブレイブ」の時の感想と同じく、「面白い」とはなんか違うけど、イイ映画。あと、ジョ兄さんが好きそうな映画だなぁ…っというのを感じました。っというのも、今回観てて思ったんですが、作風が「デッドマン」「ブレイブ」に似ている感じがしたんです~。個人的に。(爆)なんか、「愛」「生」「死」という点に重きを置いている所とか…。でも、残念なことに、バリーという女性には、どうも感情移入できなかったな~。もう少し深く描いて欲しかったような…。(汗)もう一つ謎なのが、オーリー似と言われる、ルパート・フレンド演じるビリー・ダウンズとの関係。ロチェスター伯爵を慕ってたのは分かるけど、イマイチ、微妙。っとまぁ、そう思って、チョット調べてみたら、海外での上映ではビリーと、ホモなシーンがあるとか。そうだとしたら、唐突に、ビリーと姿をくらませていた理由が、なんとなく分かる。それと、ロチェスター伯爵以外で、結構気に入っているのは、下男のオールコック。(名前がチョット…。笑)彼は、冒頭に、自分の主人に殺されそうなところを、ロチェスター伯爵に買い取られ、命を救われるのですが、それから、口の利き方は悪いものの、一回もロチェスター伯爵を裏切ることなく、最期まで慕っていました。そして、最期を看取ると、服(ロチェスター伯爵から金を貰い初めて買った上着)を置いて屋敷を静かに去る。屋敷ではなく、ロチェスター伯爵に仕えていた、オールコック。なんて忠誠心があついヤツだ。因みに、海賊映画で、ノリントン提督としてお馴染みのジャック・ダヴェンポート氏がハリス役として出てましたねっ♪最初は分からなかったんですが、あの、独特の声でピーンときました。(笑) ジョ兄さん度:★★★★★評価(総合) :★★★★☆