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カテゴリ:食と健康
質問です。 農薬は、薬ですか、毒ですか。
日本でのネオニコチノイド系農薬使用量は この15年で3倍に増えています。
日本では、稲作・畑作を問わず多くの農業でこのネオニコチノイド系農薬 を使っています。その理由として、水溶性で植物の中にしみこみ、効果が 長持ちすることがあげられます。さらに日本では、EUで規制の始まって いるネオニコチノイド系農薬のクロチアニジンの残留基準を緩くしようと しています。従来の基準に比べ、サトウキビは20倍☠、春菊は50倍☠ カブの葉にいたっては2000倍☠と、極端な緩和がなされようとして いるのです。しかし、この規制緩和の反対する消費者が送った1600を 超すパブリックコメントや、グリーンピース・ジャパンが呼びかけた署名 によって、今年3月、厚生労働省は異例の「再審議」をすることを 決めました。
欧州食品安全機関(EFSA)は科学的意見として ネオニコチノイド系農薬がヒトの神経と脳の発達に 影響を与える可能性を指摘しています。
2013年12月、EFSAはネオニコチノイド系農薬の、アセタミプリド とイミダクロプリドの2種類について、学習や記憶のような機能に関係 する神経と脳の構造の発達に有害影響を与えるかもしれないという 見解を発表しました。そして今後、胎児や乳児の発達期の神経に 与える影響に関してさらなる研究が必要であるとしている。
イチゴ、ブドウ、トマト、ナスなど農作物 100種類のうち71種類は、ミツバチの 花粉媒介によって受粉し 実りがもたらされています。
蜜を求めて花から花へ飛びまあるミツバチなどの生物は、同時に 花粉を運ぶ役割を果たしています。ミツバチがもたらす豊かな実り によって、私たちの食生活は成り立っていると言っても過言では ありません。ミツバチは年間約21.5兆円の経済効果を生んで いるといわれ、食糧生産額の9.5%はミツバチの花粉媒介によって 賄われているという試算もあります。
国際自然保護連合は、ネオニコチノイド系農薬が ミツバチだけでなくミミズなどその他の生物にも 影響するとの研究成果を発表しました。
国際自然保護連合(IUCN)が設置した「浸透性農薬タスクフォース」は 2014年6月、世界15ヵ国の科学者が4年をかけて焼く800本の 学術論文を分析した結果報告書を発表し、ネオニコチノイド系農薬 などの浸透性農薬に悪影響を受けるのはミツバチや野生の花粉 交配者だけではなく、水生昆虫やミミズ、野鳥などの有益な生物にも 及んでいる事が分かったと伝えていました。
残留農薬の基準は、きゅうりの場合日本では 2ppm、EUでは0.02ppm。 トマトの場合は、日本では3ppm、EUでは0.05ppm
残留農薬の基準値は、日本とEUで大きく異なります。 基準が厳しいEUにくらべると、基本の基準は緩く設定されています。 ネオニコチノイド系農薬クロチアニジンで比べると、きゅうりは100倍 トマトは60倍、茶葉は71倍とEUと比べて格段に高い残留が許容 されているものもあります。
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最終更新日
2014.08.08 11:43:40
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