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カテゴリ:食と健康
「お茶」を飲むと、鉄が吸収されにくくなるというのは本当? 鉄が不足している貧血病状には、めまい・立ちくらみ・動悸・息切れ 全身の倦怠感・頭痛などが挙げられます。特に成人の女性5人に1人は 貧血といわれるくらい、鉄の摂り方は重要です。このように不足しがちな 鉄分。さらに一緒に食べることで吸収を阻害してしまう食品があるのです
【 鉄の吸収を阻害する成分と食品 】 ■タンニン ポリフェノールの一種であるタンニンは鉄と結びついて水に溶けにくい タンニン鉄となり、腸で吸収されにくい成分に。ですので、タンニンが 多く含まれる飲み物は食事中だけではなく、食後30分程度あけてから 飲むのがおススメです。また、麦茶やほうじ茶、昆布茶などのタンニン量 は少ないので、食事中は水かこれらの飲み物を選択するといいですね。 <多く含まれる食品> 紅茶・コーヒー・緑茶・赤ワインなど ■フィチン酸 フィチン酸は鉄分やカルシウムなどのミネラル成分と強く結合し、水溶性 の成分へと変化することで、腸での吸収を妨げます。 <多く含まれる食品> 米穀類・種子・玄米・豆腐など
■シュウ酸 アクの成分であるシュウ酸は鉄やカルシウムの吸収を妨げてしまいます 水溶性シュウ酸は7~8割が水に溶けだすので、しっかりあく抜きをする ことが大切です。 <多く含まれる食品> ほうれん草・キャベツ・さつまいも・たけのこなど
カラダに吸収される鉄は、鉄の吸収率や食事の内容などによって 異なりますが、おおよそ食べた鉄の15%程度と言われています ですが、効率的に吸収することも可能。ビタミンCやクエン酸はその 働きがあるので、食材選びと食べ合わせを意識しながら、貧血知らずの カラダを作っていきたいですね。
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最終更新日
2014.09.09 16:28:28
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