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テーマ:ジャンプの感想(4322)
カテゴリ:ジャンプ感想
ジャンプ21・22合併号感想です。
なんかもんのすごい息もつかせぬ展開続きで、お腹一杯ですよ!なんかもう、すごいYO!って思わずハマーさん口調になっちゃうよ! デスノートでいきなり次回予告とかして遊んですんませんでした! ええっと、どっから語ればいいのか。絶体絶命に陥りながらもその自覚がないライト。まだニア以外は己の口車でなんとかなると思ってます。 ニアが自分を殺す気がないと見切った上で、誰にも取り押さえられない位置まで移動し、時計に仕込んだノートの切れ端にニアの本名を書こうとするライト。 正直、ここでライトを止めにはいるのはジェバンニかリドナーだと思ってましたが、まさか松田がライトを撃つなんて予想だにしてませんでしたよ!しかもものすごい射撃が上手いし。そういや、松田って銃の扱いに長けてて射撃が得意って設定がありましたよね。すっかり忘れてたけど。 松田はキラにちょっと共感してる部分もありましたが、さすがに矢神パパの死の衝撃の方が勝ってたようです。そりゃそうだよね。ものすごい納得。 相沢、模木、伊出は見ているだけしかできない中、松田はライトを殺す気で、続けて銃を撃ちます。2発、いや3発入ったか?で、更に止めをさそうとライトの顔面に銃を向けるも、ここでやっと体が動いたのか、相沢達キラ捜査本部の面々が止めに入りました。矢神次長を思って涙を流す松田が、今までがおふざけキャラだっただけに、真に迫ってて、読んでるこっちはボルテージ上がりまくりです。 撃たれて立ち上がることもできないライトは、魅上にニア達を殺せと命令するも、魅上は自分を窮地に陥らせ、かつ無様なライトに忠誠心も底をついたようで、ちょっと前までは神だと崇めてたライトをクズだと言い切ってしまう。(それにしても、このシーンの魅上、思いっきりぶさいくです。どっちかってえとイケメンキャラだったはずなのに、小畑画伯はとことん人が悪い) 自分より下等な人間だと思っていた連中に追い詰められ、撃たれ、自分に忠誠を誓っていたはずの相手に裏切られ、逃げ場をなくして這いつくばって逃げようとするライトが壮絶でした。なんかもう、読んでる最中背筋がゾクゾクしっぱなしでしたよ! 自分を新世界の神だと高らかに宣言していたはずのライトは、いまはもう無様に地をはいずるばかりです。混乱のあまり、自分が殺したはずの高田にまで救いを求めようとするライトが哀れすぎる。そんなライトに対する相沢達の視線も物悲しい。 ライトが負けそうだなあ、とは思ってたけど、こんな壮絶な展開になるなんて、夢にも思いませんでした。小畑画伯の作画が、これまたすんばらしいんだ。正直、まだもう1、2週はひっぱるかと思ってただけに、もうこの展開には脱帽です! 第1部と比べて、第2部は結構ぐだぐだしてるって思ってましたが、そうか、第1部ではライトの勝利、第2部ではライトの敗北を描こうとしたわけなんですね。 結局、ライトって何だったんでしょう。進化どころか、ストーリーが進むにつれてどんどん退化していった気がします。 Lという最大のライバルに勝ったことが、ライトに慢心を引き起こしちゃったってことなんだろうなあ。 「新世界の神」そんな夢を見られるだけの能力を持っていたってことが、ライトの悲劇だったんでしょう。目的と手段が摩り替わってしまったライトの危うさ。それが,圧倒的な敗北を前にして地を這いずって逃げるしかできない今週のラストの姿に重なって見えました。 結局、ライトにはきちんと敗北を認めることができる強さを得ることはできなかったってことかあ…… と、思わず真面目に語ってしまいましたが、次号、極限のセンターカラーだそうです。え?次のタイトルって「幕」なの? うわあ、なんで合併号かなあ!続きが超気になるんですけど! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月23日 23時44分57秒
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