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テーマ:最近観た映画。(39553)
カテゴリ:映画感想・メール更新
会社の一回りくらい上の人とこんな会話を交わしました。
「ナルニア一緒に見に行かない?」 「あ、もう友達と行ってきました。面白かったですよ~」 「一緒に行こうよ」 「いや、だからもう見たので・・・・・・」 「じゃあ、ダヴィンチコード見に行かない?」 「あ、これも友達と見に行きました」(←この時点では見に行ってない) 「一緒に行こうよ」 「だから、もう見に行ったって言ってるじゃん! なんであんたなんかとツーショットで映画行かなきゃなんねーんだよ! ふっざけんな!!!」 ・・・・・・・・・と言えるわけもなく(だって一応年上なんだもんよ。) ただまあ、きっぱり「2回も見るつもりないですから」って断りはしたんですが、見に行ったと言った手前、マジで見に行っとかないとボロが出るかもと思い立ち、行ってきました。 これがホントの「嘘から出たまこと」(←意味が違う) というわけで、ダヴィンチコード、ネタバレありです。(公式サイト) 的外れな感想になってるかもしれないですが、原作を読んでない故とゆうことで多めに見ていただければ幸いです。 えー、感想としては、「ふ~ん・・・・・・・・・・・・だから?」でした。 初っ端から、ルーブル美術館で殺人が起きるんですが、世界三大美術館があんなお粗末な警備体制でいいの?ってか、機械警備じゃないのか?Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーンとか、死ぬ間際にそんな複雑な暗号(フィボナッチ数列)をダイイングメッセージで書けるかっつーの!というツッコミはしないお約束なんでしょうが、この映画を見て真実だと思うヤツがホントにいるのか? この情報過多の時代、皆、信じたいものを好きなように信じて生きてる世の中、キリストが結婚して子どもまでいたって公表したとして、はいそうですかってなるもんかしらん、と思うわけです。 DNA鑑定とかして、キリストの子孫がマグダラのマリアとDNAが一致したとしても、キリスト自体と一致するかどうかは証明できないわけなんだから、下手すりゃ熊沢天皇と同じ運命たどる確立のが高そうな気がするんだけどなあ。 この辺、原作でうまいこと説明されてるんでしょうか? なんにせよ、バチカンを初めとしてキリスト教の権威所が目くじら立てるくらいだからどんなすごい事実が!と一応期待してたんですが、この程度とはちょっと拍子抜けでした。 ところで、このキリストの子孫ですが、男系、女系って議論はないんですかねえ。その辺はどうでもいいのか? で、そもそものキリストには妻がいた!の妻、いわゆるマグダラのマリアですが、ダヴィンチの最後の晩餐でキリストの左の人物が女性的に書かれてるからイコール女性イコールマグダラのマリアだって言われても、それって世の中には美輪明宏みたいな人もいるんだし(笑)女顔の男なんか普通にいるじゃん、と思ってしまう人にはこの映画向いてません。 どうも根底のところでキリスト教観というのに欠けてるので、そんなむきにならんでも・・・・・・という、みもふたもないことしか考えられませんでした。 キリストの子孫ってのも、予想通りだったしね。 ただ、ラストのルーブル美術館のシーンは映像的にはきれいでした。思わず感動しそうになる映像マジック。恐ろしい(笑) とまあ、そんなところが気になってトム・ハンクスの長髪は大して気にはなりませんでした(笑) あ、オドレイ・トトゥはアメリの頃に比べたら年取っちゃったなあとも思いましたが、足が細くて良かったです。 で、ジャン・レノは何しに出てきたのか良く分かりませんでした。「シルブプレ」にうっかり萌えそうにはなりましたが・・・・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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