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2006年07月28日
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カテゴリ:読書感想
裏京都ミステリーです。
久々に京都に行きたくなり、ふと手にとると、「裏京都ミステリー」という文字の左上に小さなフォントで「マイナー」とあるのを見て迷わず購入。
確かに、舞台となる大悲閣千光寺は「マイナー」なようです。嵐山には行ったことないんですが、大悲閣には一度行ってみたい。そして愛読者カードに落書きしたい(←こんなことをしちゃあいけません)



僕の名は有馬次郎。京都でも指折りの貧乏寺、大悲閣千光寺の寺男だ。怪盗と呼ばれた過去もあったが、縁あって慈悲深い住職に拾われ、表の世界の住人となった。厄介なのは、寺に奇妙な事件ばかりが持ち込まれること。持ち前の身軽さと裏の人脈を駆使、住職の智恵をお借りして、解決にひた走る毎日だ。京の風情と垂涎の料理の数々も楽しい、本格推理の傑作登場。

軽妙な文体のせいか、うっかりほのぼの系の日常の謎系と思いがちなんですが(←私だけ?)、実際は違います。殺人や殺人やら殺人やら……とても軽犯罪とは言えない犯罪が次々に出てきます。
ただ、小説の雰囲気が殺伐とした犯罪を中和してくれてるというか、キャラクターが愉快なせいで、陰惨なイメージはかけらもありゃしませんのでご安心を。

しっかりした本格ミステリでありながら、ユーモアミステリの一面も併せ持つ作品でした。

探偵役も、はっきり決まってるわけではなく、住職と寺男(有馬次郎、渾名はアルマジロ)の二人三脚。住職がヒントを見つけ、有馬が奔走してヒントを元に真相を暴き出す。もしくは住職が真相を解き、有馬がその証拠を探し出す。その際、かつては凄腕の広域窃盗犯だった有馬の驚異的な身体能力が遺憾なく発揮されます。
住職は寺から動かないのでその点では安楽椅子探偵ものと言えるかもしれません。
海老一染之助・染太郎みたいなもんですね(←そうか?)
住職は頭脳労働担当、有馬次郎が肉体労働担当。「これだけやっても、ギャラはおんなじ~」みたいな(笑)

探偵といいつつも、事件の真相を暴くだけで、犯罪者を裁いたりはしません。(積極的に警察や司法の手に引き渡したりとかはなし)
なので、狭義の意味での探偵ものといえるかもしれません。
それぞれの短編のトリックも、おおお~成る程!と唸らされます。しかも、登場人物が個性的で楽しい。住職や有馬の他にも、自称みやこ新聞のエース記者の折原けいやバカミス作家のムンちゃん等など、キャラが立ちまくりです。特に、作者の北森さんを髣髴とさせる(笑)ムンちゃんがかなりお騒がせ男で、彼が登場するたびにくすくす( ̄ー ̄)ニヤリッとしてしまいました。

ちなみに、バカミスとは、有馬の解釈によると

「現実を悪意と狂気で無理やりねじ曲げ、常識から逸脱した世界に浮かぶ犯罪とトリックを、嘲笑のロジックでもって解き明かしたシロモノ」

なんだそうです。ワハハハハ、上手いこと言うなあ!山田く~ん、座布団1枚持っといで!

他の作品も読んでみたいと思わされる作家さんでした。
短編集で読みやすいし、お勧めです。

ちなみに、短編ごとに出てくる料理がかなりおいしそうなのも見所。宮部みゆきさんの「初ものがたり」の稲荷寿司屋台の料理、西澤保彦さんのチョーモンインシリーズの神麻さんの料理に続く、自分の中で食べてみたいよ料理に見事ランクインです。

最後に、舞台となる大悲閣千光寺は実在してます。なんと文庫解説は、本物の大林道忠住職です。
ふふん、これってどうせ、北森さんの仕掛けの一つで、実際の人物じゃないんでしょ?と思いつつ一応ググってみたら、ちゃんと実在されてました。→こちらでお姿を拝見できます。

うわうわ、なんか一気に格調高くなった感じがします(笑)

大悲閣千光寺については、こちらこちらからもどうぞ。
紅葉の季節に訪れてみたい、素敵な感じですよね♪


感想を読ませていただいた素敵サイト様はこちら
ミステリあれやこれや 倶楽部 醴泉~酒とミステリィの日々~ 魔女の隠れ家 
Celestial Blue 未定の予定~ラビ的非日常生活~

 





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最終更新日  2006年07月28日 21時47分56秒
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