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カテゴリ:映画感想・メール更新
普通じゃつまらねえ。 これからも生きていかなきゃならねえんだよ。 ![]() だから、ばいばい。 ※ネタバレあり。しかも無駄に感想が長いです。 台詞についてはうろ覚えで書いてるので、実際とはちょっと違ってると思います。 ドラマの1回目から嵌りに嵌って、ビデオも標準録画。擦り切れるまで見返した後はDVDを即買い。日本シリーズはボロ泣きの筋金入りの「木更津キャッツアイ」ファンです♪ 涙の完結編と銘打たれていたので、思いっきり泣くつもりで、でっかいフェイスタオル持参で意気揚々と公開初日の朝一で見に行ったんですが、涙ぐみはしたけれどダラダラと涙を流すほどは泣けませんでした。それは、バンビやアニやマスターやうっちーが泣かなかったのときっと同じ理由。 私も、ちゃんと「木更津キャッツアイ」という作品にばいばいを言うことができました。 素晴らしい作品をありがとう、と素直に言いたい。面白かったです。ほんっとーーーに面白かった。 正直、何がワールドシリーズなのか分からなかったけどね!(笑) 韓国、ロシアと来て、沖縄ってそれ国内じゃん!ワールドじゃないじゃん!とか。 ああ、アメリカのチームと対戦するんだと思いきや、相手日本人じゃん!自衛隊じゃん!橋本じゅんさん楽しすぎる!とかとかとか…… まあ、キャッツのレベル的には、ワールドワイドだったので、ワールドシリーズなんでしょう。日本シリーズは木更津から離れた無人島シーンが結構あったけど、今回はほぼ木更津市内です。やっぱりキャッツは木更津で暴れてくれなきゃ! あ、ちなみに、仕掛けがいろいろあるので、一瞬も目が離せませんでした。相変わらず、画面の隅から隅まで楽しめるなあ。 ところで、今回、キャッツ達は泥棒はしないし、歌も歌わなかったです。やっぱりそこを期待してたファンが多かったんじゃないかと思うので、そういったシーンをばっさり切った結構大胆な映画でした。私はそういったことを期待してたクチではあったんですけど、不思議とがっかりしない自分がいました。うん、別に何をしてもしなくても、キャッツはキャッツだし!と、そんなことを再確認してみたり。 それにしても、バンビとモー子はずっとバカップルで、マスターはずっと野球狂の歌のマスターで、うっちーはずっと不思議キャラで、アニはお馬鹿さんで………。ぶっさんがいなくても、4人(+モー子)みんな木更津で仲良くやってる、そう思い込んでました。 でも、変わらなかったのはアニがおバカさんだってことだけ。 私の中でいつもバカのままバカをやってたキャッツは、ぶっさんの死後3年たって、皆、別の道を歩き出してました。 う~ん、宮藤官九郎って切ないまでにリアリストだと実感。永遠なんてない、楽しい時間はいつまでも続かないことをこれでもかと突きつけられてしまいました。 思い返せば、キャデラックを盗んで、拳銃を手にして、ゴミバケツで海に沈められて、やっさいもっさいを踊って、翔さんに出会って、バンド組んで、埋蔵金の地図を手に入れて、生き返って、無人島に行って生き返って。ありえないことだらけですけど、オジーは確かに死んで、ぶっさんも死んでしまう。そこには確かにリアルがあった。 そう、映画を見て思い出す。木更津キャッツアイは、トンデモとリアルが奇妙に同居してる物語でした。 だから、この映画でぶっさんがオジーと一緒に戻ってきても、すんなり受け入れられる。ずっと22歳でなんていられない、これからも生きていくために、いつまでもぶっさんに傍にいて欲しいとは思わな、だから、ぶっさんにちゃんと「ばいばい」を言うことができる、そんな4人の思いにもにも納得してしまう。「ばいばい」の中にある万感の思いを感じることができる。ここにも、ちゃんとリアルがある。 一つの作品の始まりから終わりまで見通すことができて幸せでした。夢を見させてくれてありがとう。 こっからはキャラごとの個別感想。(書き出したらきりがないので泣く泣く主要メンバーだけ) 【ぶっさん】 死間近のぶっさんの鬼気迫る演技に圧倒されました。岡田君あいかわらず上手すぎる! テンション高い時と、シリアスな時のギャップがあいかわらず激しい。 そして、Vシネスマイルは更にパワーアップしてました。 皆に呼ばれてよみがえってきたぶっさんですが、公助にだけぶっさんが見えなかったのは、公助だけがちゃんと本人にさよならを言えたから、公助だけがちゃんとぶっさんと向き合って見送ることができたからなんだと思ってます。 あいかわらず泣かせる親子だ、コンチクショー!。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。ウワーン!! 【バンビ】 櫻井くん、うまくなったなあ……(しみじみ) ドラマの「ぶっさーーーーーん」って言い方は、シリアスな場面であればある程ずっこけてしまうことも多々あったんですが、この映画の中でバンビが一番たくさん「ぶっさん」って言うんですけど、その時その時こめられてる想いが痛いほど伝わってきました。 ずっとバカップルだと信じて疑わなかったモー子と別れたのがショックでしたけど、よくよく考えると、日本シリーズの冒頭で中尾バンビはモー子とツーショットだったので、いつかはよりを戻すんでしょう。猫田、哀れ(笑) ちなみに、バンビのネクタイはぶっさんからの就職祝いでした。ここは涙ぐみポイントです! 「これでユニフォーム代はチャラな」←ぶっさーーーーーん、こんのツンデレ男め! 【マスター】 か、かわいそう……!アニ、さすがにあれはマスターかわいそうだよ…とつくづく思いました。しかも離婚してるし! とは言え、バンビ同様、日本シリーズで孫がどうのと言ってるからにはセツ子先輩と復縁するし、野球狂の歌だって取り戻すんだよね?ね?ね!! 【アニ】 アニだけが全然変わらず、マダオ(マルでダメなオトナ)でした。さすがアニ、期待を裏切らない(笑) でも、アニっておバカさんの癖に盗みの時のシュミレーションはアニの役目なんですね。最初に情報仕入れるのもアニだし。う~ん、奥が深い。 相変わらず、重要な台詞を言うのもアニの役目です。「ぶっさん、もう帰ってくんねえ?」って台詞は、アニ以外には絶対無理。 ちなみに、ぶっさんが本人かどうか確かめるのに 「俺の下の名前言ってみろよ」 「めざし?」 「ぶっさんだーーーーーーー!☆(≧▽≦)☆!」 って会話がひたすらかわいかったです。 アニ、そこで納得していいのか?(笑)くっそう、大好きだ!☆(≧▽≦)☆! 【うっちー】 うっちーの変化が一番激しかった!まさか普通に喋るうっちーを見ることになろうとは! でも、不思議と納得してしまうのは、5年って月日で自分も少しは換わってきたのか知らん、と思ってみたり。 【オジーとMMO】 オジーはどんな時でもいつでも何があってもやっぱりオジー。 いてもいなくてもストーリーには関係ないかもしれない(笑)けど、木更津キャッツアイにはオジーがいないとしまらない。 MMO(ミニミニオジー)がオジーとは全然似てないんだけど、不思議と同じ空気を感じました(笑)二人が抱き合うシーンは可愛すぎる!木更津に新たなマスコット的存在が! 【自衛隊職員】 チビTキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!! (すみません、チビT(桐谷健太くん)大好きなんです) 最後にこれは語らずにはいられない。映画の小ネタとしては、出だしから最高潮でした。 韓流ブームかよっ!(爆笑) 釜山港死ぬ死ぬ団?つくづくどこまでも外してくれます。哀号~! 韓国版では「野球いこうぜ」のキメ台詞が「病院いこうぜ」となってましたが、普通のドラマだと後者の方が正しいんですよね。ここで「野球いこうぜ」という台詞がくるので、木更津キャッツアイが大好きなんだ!と愛を再確認。 それ以外にもいろいろ違ってましたが、ホントに死ぬ奴が、あんなこと言わねーよ! 思いのたけをつづってみたら、無駄に長くなりました。これも愛ゆえ。 最後はこれでしめずにはいられない。 イエー、みんな、ばいばい! 関連記事→【東京フレンドパーク2に木更津キャッツアイ♪】 ※今、映画見るまで我慢してたメモリアルブックを隅から隅まで なめるように(笑)読んでます。その感想も近いうちにアップの予定。 クライマックスのマウンドのシーンのエピソードが良すぎて泣きそう…… 【追記】レッツクリック→【特番の未公開シーンをGETしたニャー!!】 (情報元:藻、たくさんの日々。という素敵サイトさま) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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