ピアノの先生のウィンドウショッピング

潮さいの歌
15,000円

　まだピアノ教室を本格的にはじめておらず、OLをしていたころ、仕事で千葉県庁へ行き売店に寄ったら、たまたま絵の販売が行われていました。
　ふと見ると「ピアノの絵」。すぐ引き込まれ買おうかどうか、いつもの調子でしばらく眺めながら考え込みました。（心はひきつけられているのに私の理性はいつも私に待ったをかける）というのも他にも音楽関係の絵がいくつかあったからと、まだ絵を買うというのが生まれて2度目だったからです。

　思い出すな～　一枚目は高校生の時、千葉駅の路上で外国人が沢山のデッサン画を2枚1000円で売っていて、「ガウディのサクラダファミリアの絵」を友達と一緒に買ったのです。
まだ、そのサクラダファミリアの写真さえも見たことがなかったので、その変わった建物の美しさに惹かれたのでした。面白いことに今は建設が進んだので、私の絵と今の斜塔は形が違います。ま、そういうわけで、一枚目は500円。今回は15000円です。少し気合が必要です。「どこに飾ろうか」「贅沢かしら」と絵くらいのことで結構胸は弾んでいました。

　絵画と言うと美術館で見たり、大学の授業で見たり、絵葉書で見たり、有名な絵の解説本を見たりということしか経験していなかったけれど、その時はちゃんと額に入ったオリジナルの絵を買ったのですから、嬉しかったです。
　家に帰って作家のサインを必死に解読し吉岡浩太郎さんと分かりました。いつか他の音楽作品も手に入れたい…。と思って数年後インターネットで検索したら、あるある、私の絵も他の絵もあるある！よーしと思ってまた買ったのが

星の降る街
15,000円

先日、吉岡浩太郎さんのオフィシャルホームページができたことを知り、メールを書いてみたら、お返事をくださいました！うっれしーもう10年位前から好きなんだもんね。これからも音楽の作品を沢山作ってくださるようお願いしておきました。