お雛さまの左右
今日はお雛さまの飾り方についてです。お殿様とお姫様が左右逆に飾ってあることがありますが、そのことについて説明します。おひなさまも結婚式でも向かって右側が女性、左側が男性と決まっています。しかし、大正時代は逆でした。昭和天皇の即位式が紫宸殿で行われた時、向かって左に天皇陛下、右に皇后陛下がお並びになったことから、東京地域の人形組合が左右を入れ替えて飾ることに決めました。ところが京都だけは京都御所での天皇陛下の並び方(大正以前)を古くから伝わる故実を基に守っているため、男雛が右、女雛が左という飾り方をしています。和服の合わせが左前なのは、男性は女性の左手側にいるので胸元を見えにくくするためとか・・・?いづれにしてもどちらの並びも正しいと言えるでしょう 。「<終>」----- Original Message ----- From: >To: ??????@nifty.ne.jp>Sent: Wednesday, June 08, 2005 10:36 AMSubject: 8日の日記