お雛様の木目込みと衣装着ってなにがちがうの?
雛人形、五月人形の節句人形専門店吉浜人形です。雛人形、衣装の着せ方で衣装着雛と木目込み(きめこみ)雛に分類されます。その違いは?衣装着雛木や藁などでかたち作った胴体に衣裳を着せつけ、これを基に固定したつくりの雛人形です。従って一般に衣裳を着せ替えることはできません。頭や手足は別に作り、衣裳を着せつけたあとから差し込みます。普段、お見かけする雛人形の大半が、この衣装着人形です。かしらにおすべらかしの大人顔を合わせるものがほとんどです。木目込み雛 木彫り、または桐塑(とうそ)などで作った衣装胴体部分に、裂地(きれじ)を貼り付けて、衣裳を着ているように見せる雛人形です。胴体に彫った溝に、裂地の端を埋め込んで胴体と裂地を密着させ、頭(かしら)などは別に作り、後から差し込みます。溝に裂地を埋め込むことを「木目込む(きめこむ)」というところから、木目込(きめこみ)とよばれます。また、コンパクトなつくりからか、かしらにはおさげに書き目の稚児顔を合わせるものがほとんどです。