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カテゴリ:盛岡の風景
ユネスコの諮問機関が、中尊寺金色堂を始めとする「平泉の文化的景観」の世界遺産登録を延期するよう勧告しました。関係者はがっかりしつつ、ユネスコの世界遺産委員会での逆転登録へ向けて働きかけるそうです。石見銅山のように逆転登録になるか分かりませんが、静かなうちに足を伸ばしたいと思います。
以前ご紹介した盛岡城、当時城内には鳩森八幡宮と桜山神社と榊山稲荷神社の3神社が建っていましたが、明治維新後の盛岡城取り壊しに際し城を出ることになりました。 このうち鳩森八幡宮は盛岡八幡宮と名を変え現在の地に遷座し、桜山神社は一旦城外へ移った後再び城内に戻ってきました。しかし榊山稲荷神社だけは城を出ず、そのまま遷座せず途絶えてしまいました。 その後、お告げを聞いた方が私財を投じて再興させたのが、国道4号線バイパス北側に建つ榊山稲荷神社です。祭神は豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)で、五穀豊穣の神様です。また奥には10数の奥宮があり、現在は「もりおかかいうん神社」という通称もあるそうです。 (赤が目立つ榊山稲荷神社 -盛岡市北山 H20.5.11-) 境内には「緑風苑」と称する日本庭園が広がっています。日本庭園の見るべき点などは全然分かりませんが、手入れの行き届いた庭園でした。 (秋はカエデや紅葉が奇麗だそうです -盛岡市北山 H20.5.11-) 神社西方には南部藩菩提寺であり亀子地蔵尊も祀っている聖寿禅寺があり、境内が繋がっています。私は聖寿禅寺を参拝した後に榊山稲荷神社へ向かいましたが、茶や紺系統の色が強い寺から来たので、稲荷の赤が一層強烈でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月27日 23時04分27秒
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