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カテゴリ:盛岡の風景
いよいよ世界遺産委員会が開催されるようで、平泉の世界遺産登録の可否は7日頃に明らかになるそうです。岩手県内では平泉キャンペーンが始まり、駅も平泉関連の飾り付けが目立っていますが、ユネスコの諮問機関に勧告された「登録延期」から一転、登録となるでしょうか?
本日から「仙北町(せんぼくちょう)・仙北組町」をご紹介していこうと思います。 仙北町は江戸から伸びる奥州街道が盛岡に入って最初の町で、盛岡の城下町との間には中津川・北上川を挟んでいます。江戸開府前後から秋田県仙北地方(現在の大仙市・仙北市)から商人達が移住し、その後北上川水運のターミナルとしての役割も持つようになり、町域が拡大していきました。 仙北町の中央を走る道はかつての奥州街道であり、その後国道4号線となりました。市街地を外周する国道4号線盛岡バイパスができてからは県道16号線と名を変えましたが、市中央部へ向かうには便利な道なので、車が絶えません。 ![]() (車の絶えない仙北町界隈 -盛岡市南仙北1 H20.6.8-) 仙北町・仙北組町は仙北1~3・南仙北1~2丁目と改名してしまいましたが、バス停には現在も「仙北町・仙北組町」が残っています。 ![]() (岩手県交通「仙北組町バス停」 -盛岡市仙北3 H20.6.8-) 現在は単なる市街地道路にしか見えませんが、道端や路地には旧跡が残っているそうです。次回よりご覧いただきますが、ひとつでも「ふうん」と思っていただけると嬉しいです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月03日 22時52分58秒
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