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カテゴリ:人形浄瑠璃
![]() 「傾城反魂香」 (けいせいはんごんこう) 土佐将監閑居の段 吃音(いわゆるドモリ)に苦しむ夫と、 夫を思う妻の悲しみ。 それが奇瑞によって治る時の二人の喜び。 ![]() 住太夫さんの、表現力が最高に現れるところ! ![]() 「艶姿女舞衣」 (はですがたおんなまいぎぬ) 酒屋の段 茜屋半七と女芸人三勝の心中事件。 娘を思う親、息子を思う親、夫を思う妻 ![]() そしてあとに残す子を思いつつ心中に向かう男女の心情を表しています。 (ー_ー) 夫の憂き目は自分のせい、と自らを責める妻お園。 『お園のクドキ』として有名な部分。 ![]() どこにどうしてござらうぞ。 今更返らぬことながら、 私といふ者ないならば、 ・・・・ 妻を置いて、外に女を作り、 子までもうけて最後には心中。 ![]() とんでもない野郎だ! 許せない!! ![]() 所詮、理不尽極まりない男と女の仲。。。。 ![]() 年老いた親を謡わせたら、嶋太夫の右に出る者はいません! ![]() 源太夫の「クドキ」。 蓑助の操るお園は、切なさ遣る瀬無さ、半七を思う心が、 その呼吸とともに人形の微かに揺れる胸にまで、実に繊細です。 ![]() 文楽の女人形の美しい型である「後ろ振り」を堪能出来るのが、 この「酒屋の段」の醍醐味です。 女形の人形の遣い手は、この蓑助さんが最高で、 多分この後には出て来ないでしょう。 「壇浦兜軍記」 (だんのうらかぶとぐんき) 阿古屋琴責の段 景清の行方を白状させるために白洲に呼び出された、遊女阿古屋。 代官の畠山重忠は、責め道具に楽器を用います。 ![]() 阿古屋は、琴の『菜蕗』で、懐かしい景清との馴れ初めを語り、 独り寝の寂しさを三味線の『班女』で表し、 胡弓の『相の山』『鶴の巣籠』の節で夫を思う切なさを奏でます。 ![]() 勘十郎の指遣いが見事でした。 先代の2世勘十郎が存命中もずっと見て来たけれど、 蓑太郎から10年くらい前に、勘十郎を継承して、 ここへ来てすっかりベテランの域。 ![]() 以上、国立劇場、今月の人形浄瑠璃公演でした。 ![]() 今日は、さすがにコメントが少ないだろうナ・・・・・(-。-)y- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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