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ずっと君を愛してた

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2010.12.06
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カテゴリ:あれこれ

先週の今日は、叔父のお葬式だった。


叔父は母の弟で、離婚して子供もなく一人暮らしだったため

葬儀はいわゆる「家族葬」と言える簡素なものだったが

その分、心のこもったものになったように思う。


叔父は先月の15日に骨折で入院し

検査の結果、癌が身体中に転移していたことが分かったらしい。

それで、化学療法を受けるか、放射線治療にするか

ホスピスに入るかという話になってから

坂道を転げるように容態が悪化し、2週間で亡くなってしまった。


私が知らされたのは、もう危篤状態で、今日か明日くらいだろうという

切羽詰った時だった。

それが先月の27日のことで、翌日の朝、亡くなったと電話が入った。


泣いた。

母の時ほどではないにしても泣けた。


叔父は二卵性双生児で、もう一人も何と同じ15日に

肺炎で別の病院へ入院していた。

なので、その奥さんが、頼りないながらも全てを仕切った。

入院中の叔父は、葬儀に参列できずじまいで

何とも歯がゆかったに違いない。


叔父は

ちょうど母が亡くなったのと同じ年齢で

しかも同じ肺癌で

亡くなった。


次第に、あの世の方がにぎやかになりそうで

ちょっぴり羨ましい気もするけれど

私はこの世で生きていかなければならない。


母の死後、初めて、「生きなければ」と思えた。

そう思わせる叔父の死だった。





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Last updated  2010.12.06 21:28:29
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