カテゴリ:NZのゴルフ
まさか、ほんとに、優勝するなんて。
NZの☆、マイケル・キャンベルがあのタイガーウッズを押さえて、優勝してしまいました。しかも、振り切って。 応援は、してました。もちろん、勝つといいな、と思ってましたよ。 でも、まさかあ。 有り得ないでしょう。と、思っていたのです。前日まで、グーセンも冷静、沈着で、隙がなかったし、コースもやたらむずかしそうだったし。 ところが、グーセンがまず、脱落。 他が、失敗を重ねてるうちに、キャンベルが浮上しましたね。 おっと、タイガーが出てきた。 ボギーと、バーディーを繰り返し、あれっと思ったらごぼう抜きで2位に浮上。 私は、やっぱりタイガーの試合は好きなんだな。 勝負に出るじゃない。 よく、「せっかくのコースの難を、飛距離ですっ飛ばすから面白くない。」 と、のたまうおじ様とか、いらっしゃって、なるほど、そういうものか。 ゴルフは、人との戦いではない。 敵は、コースだ。 とも、思うんだけど、タイガーが、例えば、今日。 鮮やかに、林を飛び越えてショートカットし、バーディーを取ったりすると、血沸き肉踊るのである。男は、度胸!! って、拍手しちゃうのである。 ああ、その、タイガーが、追ってくる。 テレビの前で、私はドッキンドッキンであった。 マイケルも、かなり、緊張が見える。 時々、にこっと笑うけど、いつもの明るさはないんじゃない?当たり前か。 そういえば、アダム・スコットがいつぞやタイガーとデッドヒートした時、「タイガーがミラクルショットするのが恐かった。・・・」 と、言っていたっけ。 実際には、タイガーが先行してプレイしてる訳だけど、そして、他の競技と違って、ゴルフは一緒に回らない限り、相手を見なくて済むんだけど。 すごい、プレッシャーを感じた。 タイガーが、追ってくる。 こんなに恐いのか、タイガーを応援してる時とは違うんだ。 タイガーは、すごい、ゴルファーなんだ。 うーん、しかし、マイケルは、がんばったね。 今日は、ほんとに集中が切れなかった。 びっくりするようなバーディーも決まった。 NZ人は、自分達のことを、キーウィと呼ぶ。 もう一人のキーウィが、マイケルと抱き合って喜びました。 タイガーのキャディさん。 彼も、キーウィだったんだ。そういえば。 いい試合でした。涙・涙 さて、キャンベルの着ていた、NZのメーカー、カンタベリー。 本来は、ラグビーのラグシャツ屋さんです。 彼は、前の日は、ナイキだったのに、最終日は、カンタベリーを着てきましたね。 決心してたのね。人知れず。 カンタベリーは、彼自身と同じ、マオリの模様をモチーフにしています。 肩のところと、背中のマークは、マオリの戦士の模様。 白人がやって来るまで、マオリは、誇り高くこの島に君臨していました。 今も、大勢のマオリの人がNZに共存しています。 オーストラリアは、アボリジンとのトラブルが耐えないけれど、NZは、原住の人々(マオリ)との共存に成功した、世界で唯一の国と言われているそうな。 確かに、学校も、街も、違和感はありません。 マオリ語も、選択授業があるし、マオリテレビもあります。 マオリの人は、みな、体格がよく、目が大きい。 マイケルは、体格的にはマオリっぽくありません。でも、コメンテイターが、盛んに彼を、スピリチュアルなゴルファーだと、褒めていました。そんなところ、今日は、ありましたね。 カンタベリーは、日本でも買えます。下のURLから、ショップへどうぞ。HAKAとか、書いてあるのもあります。 カンタベリーのショップへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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