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あれこれ備忘録 ホスピス医のこころを支えるもの

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粗忽のたかびー

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2022.01.10
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カテゴリ:緩和ケア

日本人は本当に無宗教なのか【電子書籍】[ 礫川全次 ]
内容を抜粋しておく。
宗教という存在は、習俗という存在との関わりを避けることが出来ない。習俗と深く結びつくことによって、「正・性・病・死」といった問題に悩む民衆に、一定の解答を与えるもの。ーーこれが宗教である。
江戸期を通して安定した宗教的環境が保たれたのは、仏教とそれを取り巻く習俗とが渾然一体となった「ひとつの宗教」が存在していたということ。
その「宗教」が、明治維新という変革の中で、息の根を断たれた。
核となる宗教が形骸化し、習俗のみが存続した昭和までの時代があり、平成、令和の時代となって、その習俗もまた、崩壊に瀕している。
日本人が無宗教になったのは、国家権力、ないし、それに追随する知識人が、「宗教」というものに対して、禁圧や介入を繰り返してきた結果、「宗教」に対する民衆の意識が、偏向した形で固定してしまったから、と答えることが出来る。

明快な答えであると思われる。





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Last updated  2022.02.28 20:45:03
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