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あれこれ備忘録 ホスピス医のこころを支えるもの

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粗忽のたかびー

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2022.12.24
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カテゴリ:緩和ケア
12月8日に基幹病院からホスピスの初診外来を紹介され受診した70代の肝細胞がんの患者さん。
その時はまだ痛みがなかった。

ただ、痛みがあった時にいつでも入院できるようにということで受診され、来年1月に次回の予約が入っていた。

しかし、12/18に突然みぞおちの辺りに痛みが出てきて、基幹病院に入院、アセトアミノフェンとトラマールという2種類の鎮痛剤の合剤である、トラムセットが2錠分2で処方された。
しかし、痛みが改善しないばかりでなく、トラムセットの副作用と思われる吐き気がつづいた。

主治医に尋ねた。

痛みの原因は?
癌性腹膜炎でしょう。
なぜ、痛みが取れないのか?
専門ではないからわからない。薬を最大限まで増やしてはどうか。
吐き気が辛い。
では、吐き気止めを出しましょう。
他に薬はないのか?
麻薬があるが、ホスピスで処方して貰った方が良い。

結局、吐き気を我慢しながら、痛みは取れないまま、薬は増量も変更もされないまま。
今日転院となった。

続く

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Last updated  2022.12.24 20:27:07
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