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あれこれ備忘録 ホスピス医のこころを支えるもの

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粗忽のたかびー

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2022.12.29
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カテゴリ:緩和ケア

問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション 安斎勇樹/著 塩瀬隆之/著

青海社「緩和ケア」という専門誌を定期講読している。最新号のテーマは「対話 傾聴を超えて」

目から鱗の話を一つ学んだ。

京都大学 総合博物館の塩瀬隆之さんの著述

「あなたにとって豊かな朝ごはんは何ですか?」

そう、尋ねられてすぐ答えられる人はいないだろう。もし、本当にこの答えを聞き出したいとしたら、どういう段取りの問いかけが必要だろうか?
それが、問いのデザイン、ということのようだ。

今日、朝ごはんに何を食べましたか?
が、問いかけの最初になるだろう。

塩瀬さんは
対話の中に表れる表現を仮に<流れる水>に例えるならば、対話における両者の関係性とは水の流れ方を決する<水路>であり、いかに<水路>の変化に意識を向けた対話を重ねるかが鍵となる。

ホスピス医の頭の中にあるものを的確に表現してくれた感じである。

ホスピスでは傾聴が重んじられるが、聴いてもらうだけではいつか患者さんは物足りなくなる。関係性が深まれば対話が必要になってくる。そのためにはスキルが必要だ。

早速、購入して読んでみようと思う。





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Last updated  2022.12.29 07:32:46
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