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横田めぐみさんのお父様・横田滋さんが亡くなられて一週間。
今回、ちょっと考えるところがあり時間をあえて開けてみた。 私はこの拉致問題に対して半ば諦めなような気持ちがあった。 「もう亡くなられているよ」 「お骨を複数人分混ぜて返すような国が生きて帰すはずがない」 「他国民(日本人)を勝手に攫って行って金を払うのはなぜか」 >青山繁晴参議院議員 まず「小泉訪朝の結果、5人の拉致被害者が帰って来られたことが、平成最大のニュース」というお気持ちはすごく伝わります。 しかし、その裏を考えると、まずご承知の通り、北朝鮮は5人を返したわけではない。よく言って「一時帰国」です。「ちょっと故郷を見ても良いけど、その後帰ってこい」です。それを小泉総理や、当時の安倍晋三内閣官房副長官も含めて同意していたのが、あまりにも酷い。 実際、5人は一時帰国の約束で日本へ帰って来たのを、中山恭子さん(当時は自民党所属)がまず「おかしい」と言って、それで安倍さんが政権内部から異を唱え、ようやく「帰国」となりました。 エビデンス・ニッポン放送NEWS●NLINE 子どもをもつ親としてどうなんだろう。 幸か不幸か私には存命の子どもはいない。 でも、どうしても感情論になり立ちだが、許せるだろうか?私は絶対許せないと思う。 よく優秀な人物が拉致され、高級感溢れる待遇だというジャーナリストも当時いた気もする。 冷静に考えた。 私達の同胞が拉致されていながら(自分を含め)なにか他人事だったんじゃないだろうか。 確かに私一人が吠えたとしてどこにも届かない。この国は既に「日本じゃないんじゃないだろうか」と思ったりした。 仮にこれがアメリカ合衆国だったら?まず特殊部隊を送り込むだろう。 取り返すためなら紛争にさえしかねない。 しかし、これがアメリカの強さなんじゃないかと思う。 同胞は守る。 イギリスであろうがフランスであろうが同じだと思う。 じゃあ日本はなぜ何もしない?(水面下では動いていたと信じたい) ・憲法が邪魔 ・議会制民主主義 ・保守が改憲といいリベラル革新が護憲という矛盾。 日本国憲法第九条、そして日本国憲法が平和憲法だと思っている他国はいないと思う。 アメリカは意味合いは違えどホワイトハウスは知っているかもしれないが、アメリカ国民は知らないと思う。 我々は日本国民だからアジアの中で優位性を勝手にもっていると思うが、欧州から見たらくくりは「アジア人」だ。 皆さんも経験があるかもしれないが、最初に聞かれるのは「Are you Chinese?」だ。 今回のコロナ問題、東日本大震災、など非常事態には急を要する。また今回のコロナ問題は東日本大震災から何かを学んだろうか。 確かに「三密」などというものを守ろうとしている気持ちの現われはあると思うが。 こういった場合、内閣総理大臣に特例措置で何らかの権限を与えたがいいと思う。 そうしないと安倍総理を擁護するつもりはないが、誰が総理総裁でも何もできず、初動が遅いなど叩かれる。 議会制民主主義だから議会または閣議、派閥政治に戻りつつある今の自民党にも、今後政権交代があったとしても、誰が総理総裁になっても無理だ。 やはり、憲法は変えないと日本国自体が壊されてしまう。 そして長きにわたる拉致問題、そしてまだまだ続く拉致問題。 そしてお嬢さんを取り返せなかった横田滋さん。 この事実の中に私を含む日本国民全員が「何が何でも取り返す」というムーブメントを醸成できなかった結果なんだと思う。 そして、その罪は非常に重いと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年06月12日 00時55分37秒
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