うず祭

uzu、今年は初めて２ヶ所を担当。

筆持ちであるからして、なかなか授与所番から外してもらえないのだが、今回は、お札配り自体が初めて、って人が３人も居り、しかも総代も任期満了に伴って総入替であるからして、経験者は全員２ヶ所以上担当することとなった。

上町ほど地元度は高くない下町（しもちょう）。
ここも前に一度、まわったことはある。

上・中・下に区分されてるとはいえ、地元であることには変わりなく、知り合いの家や馴染みの場所が多い気安さ、土地鑑はそのまま頒布体数に比例する。

しかも、今回の担当総代は、氏子中では知られた商人気質の方。
これにuzu-smileが加われば、どんなことになっちゃうの、頒布体数？！

昨日の上町のＨ総代は真面目で物静かな紳士タイプの方だったので、どうしてもuzu中心だったが、今日のＳ総代は違った。

ぉはよ～っス！！
朝早くからすんませ～ん！

大きなよく通る声で挨拶して、あとはひたすら待つ。

留守じゃないの～って思ってると、家の奥からジイ様やバア様がおぼつかない足取りで出てくる。

そしたらもう後は、Ｓ総代の顔ってだけでお札を受けてくれるのだ。

昨日のＨ総代は、高級感あふれる家の方々とお知り合いのようだったが、今日のＳ総代は、どんな家の方も知っていた。

ジイ様・バア様に、お父さん（お母さん）は元気かい？なんて話して、
あらそれどうしたの？って湿布した手やら、ギプスの足なんかの話をして、
今年から総代になったもんで３年間よろしく。また１２月も来るから、
って、ちゃぁんと次の布石打つのも忘れない。

（１２月は神宮大麻頒布があるのだ）

お辞儀の深さにも目を見張ったね。

腰、低いってこういうことだなぁ。。。

挨拶のテンションも終始一貫。
私に気を配ることも忘れず。

着々と体数を伸ばし、半日で６０体、って驚異的。
前代未聞だわよ。

去年の同区域、１日で５０体だったの、信じられん。。。
（担当巫女が超爆裂引込思案のコだったってのもあるかもだけど。）

結局、午後の頒布体数はさほど伸びず９０体に終わったが、総数で１１０件中なら、上町・立町より明らかに成績優秀。

しかも、どこの家でも気持ちよく受けてくれた。
全てまわり終わっても、昨日ほどの疲労感はなく、清々しさすら覚えたもんね。

皆の警戒心をほぐして、笑顔にして、自分の目標を達成させる、、、
商人気質ってすごいもんだなぁ。。。

と。

それでも９０度のお辞儀（拝）は神様に対してだけで、人間相手にはきっとできないんだろうな、ってuzuは思った…のでした。