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2004年10月12日
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秋を経て蝶もなめるや菊の露 (あきをへててふもなめるやきくのつゆ)
元禄元年 四十五歳(笈日記)
「秋更けて、菊にとまった老いた蝶。お前も齢を延ばそうと、菊の露をなめるのか。」
※「菊の露」と言えば菊慈童の不老長寿の故事を連想するのが当時の常識。

秋来ぬと妻恋ふ星や鹿の革 (あききぬとつまこふほしやしかのかは)
「秋が来ると七夕の彦星は織女星に愛を求める。同様に、秋の交尾期の牡鹿が妻恋するのも、きっとあの毛皮の白斑のせいなのだ。」
三十五歳

山中や菊は手折らむ湯の匂ひ (やまなかやきくはたをらぬゆのにほひ)
元禄二年 四十六歳(おくのほそ道)
「山中温泉はまことに効験あらたかな温泉である。かの不老長寿の霊薬と伝える山路の菊を手折るまでもなく、湧き出る湯の匂いは菊に劣らず香しく、浴するほどに命の延びる心地がする。」
※山路の菊  周の侍童(菊侍童)が深山で菊の露をなめて八百歳の長寿を保ったという故事による。

わが宿は四角な影を窓の月 (わがやどはしかくなかげをまどのつき)
元禄七年 四十一歳~五十一歳(芭蕉庵小文庫)
「わが庵は窓から差し込む明るい月光が、窓の形そのままに、畳の上に四角な影を落としている。」

秋深き隣は何をする人ぞ (あきふかきとなりはなにをするひとぞ)
元禄七年 五十一歳(笈日記)

自分はこんなに寂しいんだけど、お隣はどうだろう。
芭蕉さん、秋はやけに物哀しかったようで。
私はそうでもないけどなー。
寒さがちょうどよくて、山々が色づいて、読書の秋、食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、行楽の秋ってなんかやることたくさんあって、楽しい感じ。
時代が違うか。
暖房設備も衣服もあったかいもんね。
楽しみもいっぱいある。

↓こうやって、自分を戒めたらしい。

 座右之銘

人の短をいふ事なかれ
己が長をとく事なかれ

物いへば唇寒し秋の風 (ものいへばくちびるさむしあきのかぜ)
元禄七年 四十一歳~五十一歳(芭蕉庵小文庫)

秋は物言うよりも物思っていくほうが秋らしいかな♪





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最終更新日  2004年10月14日 00時49分51秒
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