まかり通る
まかり通る(電力の鬼・松永安左ェ門)小島直記を読みました。日露戦争あたりから、日本の電力会社の基盤を作って、第2次世界大戦終戦後も活躍し、電力の神様といわれた人の話です。この本は内容よりも、個人的に本の分厚さに参りました。全部で690ページ!それも、1ページに上下に分かれて書かれているタイプです。いろんな本を併読してはいますが、この本を読み終わるのに、半月以上かかりました。感想というよりも、読破した達成感でいっぱいです(^^:「人間は商売をするために生まれてきたのではない、自分の生活を立て、みんなのためになることで生きるべきだ困難であることを可能にする。それこそ、男の本懐」「不死の秘密は、ソロバンではない。理想なのだ!」ものごとをやりとげるのには、損得ではなく理念や理想が重要だということを感じさせる、一冊です。