カテゴリ:昼住人の街
開業39年というから昭和41年頃のはず。レトロな感じの外装と内装はかなり特徴的。日本橋界隈を昼時歩くとこういう店が偶に見つかる。ふらりとドアを開け中に入ると熟年の女性たちが優しく迎えてくれる。
本日のランチが二種類、魚と肉に分かれている。本日は魚がカキフライ、お肉はサーロインステーキだとか。もう一品はお弁当、DTは此方を注文して席に着く。話し始めるとサービスの女性たち(一般的にはおばちゃんたちと呼んでいいのでは)とても気さくで話しやすい。
帰り際貰った店のカードの裏を見ると「人と人とのつながりを大切にしています」と書いてある。確かに彼女たち店のポリシーを守っている。しかもちゃっかり夜もやっているから今度来てみてと「営業」されてしまった。 上記のランチ全て税込みピッタシ1000円。恐らく消費税前も将来税率が変っても1000円ポッキリだろう。つまり当店はレストランパブなのだ。だからお昼はお愛嬌。そんなゆるりとした感じがまたロートレックの作品と内装にピッタシなのが面白い。 聞けば天井には凝っているとやら。確かに内装は天井から始まっているといっても過言でない程の力の入れよう。それは欠伸や背伸びをすると皆天井を見るからだとか。恐らく当店「欠伸や背伸びをする客」をターゲットにしているのだろう。これはすばらしく新鮮なマーケティング戦略。それで39年間やってこれたなら、これからはもっと繁盛するだろう。 癒しのランチを求めて今日も日本橋室町のサラリーマン、OLはロートワールにて1000円ポッキリランチに通うのであった。お・し・ま・い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.25 12:47:27
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