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カテゴリ:鼻炎・中耳炎・気管支炎・耳鼻科
「耳鼻科で1年間通えって言われました」
「いびきとか鼻詰まりは?」 「症状はなにもありません」 「レントゲンは撮ったの?」 「片方白いって」 「レントゲン正常ですね」 「通わなくていいですか?」 「必要ないんじゃない」 保育園のときにプチダノンで蕁麻疹が出た9才の男の子(IgE:760、ダニ5、HD5、杉4、ヒノキ3、犬2)。ひさしぶりの受診です。 学校健診で蓄膿といわれて、耳鼻科を受診したら、レントゲンを撮られて「1年間通え」と言われたそうです。 疑問に思って当科を受診しましたが、軽度鼻粘膜腫脹を認めるのみで、レントゲン検査も正常でした。 環境整備の指導をして、抗アレルギー剤と去痰剤・消炎酵素剤のみ処方いたしました(症状が出たら内服してね)。 鼻炎や中耳炎で漫然と通院している児が時々受診しますが、検査や指導がなされていない場合、薬を中止しても症状が悪化しない場合があります(医療費の無駄遣い)。 学校健診そのものが必要かどうかも疑問です(税金の無駄遣い)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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