|
カテゴリ:マイコプラズマ
「咳酷いんです」
「ニキビきれいになりましたね」 「咳酷いんです」 「マイコ(+)吸入効かないですねSpO2:96%→96%」 「沖縄修学旅行なんです」 「MINO点滴します」 3才頃から喘息のあった男の子。父花粉症、柴3名。 2才10ヵ月:IgE:1187、ダニ・HD>100、杉0.70、アキノキリンソウ・犬・イネ科・セキセイインコ羽毛・ニワトリ羽毛<0.35 中3で座瘡が酷くなり受診しました。 14才10ヵ月:IgE:944、ダニ6(194.0)、HD6(170.0)、杉4(23.9)、犬0.33、イネ科0.12、黄色ブドウ球菌B0.10、シラカンバ0.10、猫・ブタクサ・カビ・<0.10、TARC269、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) マイコニキビでした。 環境科学科入学 15才4ヵ月:IgE:669、HD6(146.0)、ダニ6(143.0)、杉3(15.8)、ヒノキ3(5.23)、蛾2(2.54)、犬2(1.00)、ハンノキ・カモガヤ・ヨモギ・ヤブカ・スズメバチ・ミツバチ・アシナガバチ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(±) 岐阜蝶ひめかんあおい飼育失敗。 咳嗽・喘鳴あり、沖縄修学旅行までに、治して欲しい、とのことです。36.8℃、SpO2:96%。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃発赤を認めましたので吸入しましたが改善しませんSpO2:96%→96% 16才6ヵ月:IgE:650、ダニ6(144.0)、HD6(130.0)、杉5(55.8)、ヒノキ3(7.56)、蛾3(4.28)、犬2(1.37)、イネ科0.12、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) MINO点滴+AZM内服で、無事、沖縄に行ってきました。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[マイコプラズマ] カテゴリの最新記事
亀山先生へ
ご無沙汰しています。今回のコロナウィルスの重症化について、角田医師が検証したNSAIDsによるインフルエンザ脳症と同じことが起きていることに気付き、ご理解いただける方々にご連絡申し上げています。 コロナウィルスでは肺の症状が主体と考えていたところ心臓にも重い症状があることを知りました。 軽症者が10日前後に危篤状態になるそのパターンは、出る場所が異なっていますがインフルエンザ脳症と同じNSAIDsの機序が濃厚です。それら患者はみなNSAIDsかアセトアミノフェンを解熱のために服用しています。アセトアミノフェンも同じく免疫を左右するエイコサノイドに作用するので同じ現象が起きているものと考えられます。 細胞膜のリン脂質が選択性のない酵素で引き出され、一律にエイコサノイドに変換されるとそのリン脂質がオメガ6由来に傾いている場合激しいアラキドン酸カスケードが発生して急激な悪化が出ているものと考えられます。 インフルエンザ脳症と同じく急性期にステロイドパルスを行えば肺の免疫性の炎症は抑えられ重症患者は助かる可能性があります。 臨床環境医学で指摘されているアルカリ剤や分子整合栄養医学で行われている高濃度ビタミンC点滴も劇症化した免疫反応を抑えると考えられます。 アメリカの方で同じことに気付いたグループがプロトコルを示しています。 EVMS CRITICAL CARE COVID-19 MANAGEMENT PROTOCOL https://www.evms.edu/media/evms_public/departments/internal_medicine/EVMS_Critical_Care_COVID-19_Protocol.pdf どうかご理解の上 情報拡散ください。 (2020年04月11日 21時23分28秒)
|