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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「少し焼けてない?」
「もう秋だし運動会曇ってたから」 「白色ワセリンと紫外線は危険だよ」 「紫外線対策は1日中?」 「1年中だよ!」 大切なお嬢様の皮膚に「白色ワセリン」を塗っている母には困ったものです。 白色ワセリンには不純物(重合体)がたくさん含まれておりますので、日光の紫外線と反応して過酸化脂質を作り皮膚を傷害します(石油焼け)。危険! 都会のセレブお嬢様は、不純物を除去した「サンホワイト」を使うのが当たり前ですが、田舎のお嬢様は、せめて不純物を減らした眼科用の精製ワセリン(プロペト)を使うか、紫外線対策をすべきでしょう。 野良仕事で顔がボロボロの婆ちゃんでも(日光に当たらない化粧もしない)フトモモの内側は真っ白でスベスベです。皮膚を傷害するのは「紫外線」+「アレルゲン」に他なりません。 紫外線は、晴天を100として、曇天でも81~95%、雨天でも21~54%降り注いでおりますので、常に対策が必要です。 その他の紫外線の特徴は・・・南に行くほど強い。春から秋にかけて強い(4~9月に1年間のおよそ70~80%)。 1日のうちでは正午をはさむ数時間が強い(午前10時~午後2時に1日の60%:夏、70~75%:冬)。 屋外では太陽から直接届く紫外線量と空気中で散乱して届く紫外線量がほぼ同程度である。 地表面の種類により紫外線の反射率は・・・新雪:80%、砂浜:10~25%、コンクリート・アスファルト:10%、水面:10~20%、草地・芝生、土面:10%以下)。標高が1000m上昇するごとに紫外線は10~12%増加する。建物の中では屋外の10%以下の紫外線がある。 長袖の服を着るとシャツ一枚でも紫外線の90%以上、ストッキングでも50%以上をカットできる。 目への曝露については、帽子の着用で20%減少する。UVカット機能を持った眼鏡やサングラスの着用で90%減少する。 毒多ぁですか?、1日中小児科外来に幽閉されておりますので、紫外線対策は完璧!お肌はスベスベですヽ(^o^)丿 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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