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カテゴリ:季節・自然・飛騨・風土・風習
「毒多ぁにはお煎餅のおみやげ!」
「甘いものは苦手です(^^)v」 毎年バレンタインにはいろいろ貰いますが、フェアトレード・チョコレートを知っている人は少ないようです。 カカオ豆は、価格変動が激しく、コーヒー豆とともに投機・搾取の対象(不公正貿易)になっておりますが、スイスのフェアトレード団体「クラロ」は、公正な貿易で、搾取されることも、児童労働もなく、生産者が正当な支払いを受けられる、フェアトレード・チョコレートを生産販売しております。 1960年代のボリビア北部のアルト・ベニ地方のカカオ栽培の農民たちは、搾取に苦しんでおりましたが、70年代から立ち上がり、途上国で初の協同組合「エル・セイボ」を結成しました。現在は公正な価格で「クラロ」に輸出しております。 1980年代のフィリピンのネグロス島では、砂糖価格の暴落により飢えに苦しみ、生活はアメリカへの白砂糖の輸出に頼っておりましたが、経済的自立のため、ヨーロッパのフェアトレード組織の支援を得て伝統的なマスコバド糖(サトウキビの絞り汁を煮詰めただけのピュアな黒砂糖でオーガニックチョコに使用)の生産を復活させました。 パラグアイからは白砂糖が農業協同組合「オティサ」から。 ブラジルからはカシューナッツが「コーペルカジュ」から。 南アフリカからはレーズンが「SAD」から。フェアトレードによってスイスの「クラロ」に適正価格で輸入されております。 今日の収穫は「えび煎餅」「お酒」「チョコ」などでした。また肥りそうっ、てもう肥ってる。 フェアトレード・チョコレート バレンタインの収穫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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