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カテゴリ:ヘルペスウィルス
「皮膚科で掻き過ぎといわれました」
「ヘルペスでしょう」 「ネリゾナが処方されました」 「・・・」 先日ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)の写メを送ってきた石垣島の女の子のお母様から、治ったお礼のメールに、今度はパパの背中が痛痒いとの写メが貼り付けられておりました。 皮膚科で「掻き過ぎ」と言われたそうですが、「掻き過ぎ」という病名(?)でかなり強いステロイドが処方されているのにはびっくりです(さすが離島)。 痛くてプツプツはどう見ても単純ヘルペスのようですので、適当に返事しておきました。もしかしたら帯状ヘルペスかもしれません。 アトピーなどの皮膚炎が悪化するのはたいていは皮膚感染症です。アトピーはそれほど痒くありませんが、皮膚感染症を起こすと病原体の菌毒素(スーパー抗原)で死ぬほど痒くなります。 冬はガサガサ(カビ・タムシ)、夏はジクジク(バイ菌・トビヒ)、というのが普通ですが、プツプツ痛い時にはヘルペスも考えられます(毒多ぁも時々見逃します)。 軽ければ抗ウィルス剤(アラセナ・ゾビラックス)軟膏、ひどくなれば抗ウィルス剤内服や点滴の場合もあります。 免疫力が弱ると出ますが、体調が良くなれば自然に消えることもありますので、ヘルペスそのものはそれほど問題ではなく、なぜ出たかのもとの方が問題かもしれませんが・・・ その後メールがないけど、どうなったんだろう?、石垣島は遠いからな~ 掻き過ぎというよりはヘルペス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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