|
カテゴリ:インフルエンザ
「また熱が上がってきました」
「インフルエンザA抗原(+)です」 「新型でしょうか?」 「新型ワクチンは必要なさそうですね」 「良かった~」 乳児期にアトピーがあって、最近は鼻炎で時々受診する8才の男の子。 5日前から熱と咳嗽と頭痛があり、4日前に40℃に上昇したため近くの病院を受診しましたがインフルエンザ抗原(-)でした。3日前も40℃あって病院を再受診しましたが、インフルエンザ抗原(-)で、2日前には平熱になりました。 今朝から再び38.9℃に上昇しましたので、亀クリを受診したら、インフルエンザ抗原A(+)でした。 発熱後3日でやっと検査で(+)は今シーズン2人おりましたが、発熱後5日でインフルエンザ抗原(+)は初めてです。 インフルエンザウィルスは16時間で1万倍、24時間で100万倍に増えますので、ある程度時間が経ってからのほうが陽性になりやすいのは当然ですが、5日目に陽性というのは本当に困ります(何度も検査すると保険通るかしら)。 また、インフルエンザは2峰性の発熱が特徴で、いったん熱が下がったふりをしてまた上昇することがありますので、学校保健法の登校の目安は「解熱後2日」となっております。「ぶり返しやすい」ので2日間よけいに確認してから来てねという意味です。 今回の新型インフルエンザは、感染力が強い割に症状の軽い児が多いので、インフルエンザA抗原(+)が出るとみんな「ワクチンを打たなくてすんだ」と大喜びです。 新型ワクチンを打っても効果は数ヵ月程度しか期待できませんが、実際に新型にかかれば、何年も効果が期待できます。予約や副作用で悩むこともないしね。めでたしめでたし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[インフルエンザ] カテゴリの最新記事
|