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カテゴリ:気管支喘息
「昨夜救急車を呼びました」
「何か言われましたか?」 「レントゲンも血液検査も正常って」 「抗生剤以外に何も飲んでないですよね」 「頭痛があってロキソニン飲みました」 「ロキソニン喘息ですね」 咳と嘔吐が2週間続き、1週間前に外来を受診してミノペンを点滴した35才の女性。イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、IgE値不明。 鼻粘膜の腫脹充血と鼓膜・咽頭の発赤を認めましたので、ミノペンを内服しておりましたが、昨夜、突然呼吸が苦しくなって救急車を呼んでしまったそうです。救外では、レントゲンと血液検査には異常がないので、吸入して帰されたようです。 外来に相談に来ましたので、何か内服しなかったら訊ねたら、ロキソニン(解熱鎮痛剤)を内服したそうです。 解熱鎮痛剤の副作用は「低体温」と「喘息」です。 ロキソニン喘息は、日常の外来では茶飯事です。喘息は冷え症だからね。冷やす薬は危険だね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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