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カテゴリ:アトピー
「来週センター試験なのでそれまでに治してください!」
「いつからひどくなったんですか?」 「昨年の夏からジクジクです」 「受験のため!ステロイド注射で抑えます」 生後4ヵ月からアトピー性皮膚炎でステロイドを塗布していた18才の男の子。ずっとステロイド塗布。 昨年夏から顔と首が真っ赤に腫れてひどくなっておりましたが、センター試験を1週間後に控え、どうしようもなくなって亀クリを受診しました。 診るからにカビバイ菌だらけでしたが、3年前の血液検査ではIgE:1800くらい、ダニHD杉陽性で何も指導はなかったそうです。 あらゆる医療機関を回り、最近かかりはじめた新潟の医院ではヘキザックで消毒してプロトピックを塗布しておりますが、全く受験できそうもないほどの熱傷状態です。 とりあえず、強ミノC+デカドロン静注2回/w+抗生剤内服で受験できるまでに症状を抑えることができました。 3年ぶりの検査では、IgE:6841、ダニ6(395.0)、HD6(384.0)、マラセチア5(79.7)、ピティロスポリウム4(37.3)、イネ科3(7.01)、カビ3(5.93)、黄色ブドウ球菌3(4.81)、ヒノキ2(2.54)、杉2(1.92)、シラカンバ2(1.62)、トリコフィトン2(0.91)、TARC:2508。上昇しておりました。 えっ?、なんで新潟の医院に通院を始めたのかって?、どうやら大学は新潟に行く予定のようです。 えっ?、新潟に行ったら(飛騨を脱出したら)アトピーは治るって言ったのかって?。 もちろん言いましたとも。「新潟に行ったら絶対良くなるよ」「飛騨脱出して良くならなかった人は誰もいないからね」。 親が最強のアレルゲンだなんて口が裂けても言えないけどね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月02日 01時03分10秒
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