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カテゴリ:マイコプラズマ
「畑で毛虫に刺されました」
「毛虫は居ましたか?」 「居ませんでした」 「マイコプラズマ(+)です」 「畑は?」 「紫外線を避けてください」 「膠原病なんですね?」 8/19に畑に出たら、全身発赤ブツブツ真っ赤に腫れた68才の女性。皮膚科で「毛虫」との診断でアンテベートを塗りましたが、一向に良くならないので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜が真っ赤に腫脹充血しておりましたので「全身真っ赤っかになるほどの毛虫は居ましたか?」と聞いたら「毛虫は一匹も居ませんでした」とのお返事でしたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:151、杉5(55.9)、ヒノキ3(10.0)、イネ科・雑草・カビ・ダニ・HD・黄色ブドウ球菌≦0.34、抗核抗体:160倍 症状はミノペン+デカドロン点滴+ジスロマック内服で良くなってしまいました。 これまで、皮膚科で「毛虫」と言われて本人が「毛虫は見ていない」と言った全身発赤疹は、全例イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 膠原病+日光+マイコプラズマ。毛虫よりも。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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