|
カテゴリ:気管支喘息
「年始から咳嗽が続いています」
「ミミハナノド赤いですね」 「咳には咳止めは必要ないって」 「マイコプラズマ(+)です」 年始から8ヵ月間、早朝の激しい咳嗽が続いている4才の男の子(祖父が喘息)。 近くの病院で「カゼが治るために咳を出している」「カゼには咳を止める薬はいらない」とわけのわからない説明をされて「ムコダインだけ」処方されていたようです。 2ヵ月前の病院検査:IgE:28.6、杉3(3.55)、ダニ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギ・猫・犬・蛾・ゴキブリ・ユスリカ・アスペルギルス・カンジダ・アルテルナリア・ヒノキ・ハンノキ・ハムスター≦0.34 なんでもないはずの咳があまりに続くので、亀クリを受診したら、36.8℃、SpO2:95%、鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血、呼吸音の減弱を認めましたので、感染性の咳喘息が疑われました。 メプチン吸入をしたら、呼吸音は改善し、SpO2も95%→97%と改善しました。血液検査では、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:96、卵白1(0.39)、カビ・シラカンバ・HD・ミルク・小麦・ソバ・大豆・イチゴ・スイカ・黄色ブドウ球菌≦0.34 症状は、ジスロマック+シングレア+黄耆建中湯内服で、治まりました。 咳喘息を8ヵ月間もムコダイン内服のみで放置されていたなんて。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月05日 23時33分21秒
コメント(0) | コメントを書く
[気管支喘息] カテゴリの最新記事
|