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カテゴリ:ダニ・ホコリ
「1週間前から鼻汁・咳嗽が」
「ミミハナノド赤いですね」 「毎年5月と10月にシングレアとテープ処方されるんです」 「衣替え鼻炎喘息ですね」 「喘息って言われてません!」 「喘息の処方ですね」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 4・5才頃から毎年5月と10月にハナと咳がひどく、シングレアとホクナリンテープを処方される男の子。 1週間前から鼻汁・咳嗽がひどいので受診しましたが36.6℃、SpO2:97%、鼓膜発赤と咽頭扁桃の腫脹充血を認めたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 症状は、ジスロマック内服で良くなってしまいました。 IgE:55、ダニ3(7.86)、HD3(6.16)、杉3(4.35)、ヒノキ2(0.99)、猫0.20、イネ科・カビ・ブタクサ・シラカンバ・犬≦0.10 鼻炎の父と花粉症の母は、鼻炎も花粉症もアトピーで、児は生まれる前からアトピー決定と聞いてびっくり。 シングレアが喘息の予防薬でホクナリンテープが喘息の発作止めと聞いてまたまたびっくり。 季節の変わり目、という人は、たいていダニ・ホコリ(衣替え鼻炎・喘息)です。 まさか、「咳止めのテープと予防薬」って説明されて、カルテには「気管支喘息」って書いてあるなんて知らないよね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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